短編部屋

□転校生現る!?(10000記念ギャグ短編)
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それは何の予告もなく唐突に現れた



「皆さん、席に着いて下さい。今日は新しい友達を紹介しますよ。」


「え?転校生だって?」

「わぁー、圭一君以来だねぇ。」

「よくぞこんな田舎に転校しに来たもんだな」

「忍君、口が悪いよぅ。」



やいのやいの転校生だって!


やいのやいの男の子かな、女の子かな


「静かに!!!転校生はドイツからの帰国子女の女の子です。柴田さんは知ってますよね?」

「はい?」

「え?忍の知り合いか?」

「ガールフレンドとか?」

「忍にガールフレンドなんて居たのですか!!!???」


やいのやいの柴田先輩のガールフレンドらしいよー

やいのやいのドイツからの帰国子女だってー


「違う違う違う!!知りませんよ先生。」

「あら?そうなんですか?柴田さんのお姉さんと聞いたんですが…」

「姉?そんなのいなぐら…いてえぇ!」

「どうした忍?」

「舌噛んだ。」

「とりあえず廊下にずっと居させるのも悪いんで入って下さい」



姉なんていないと言いたかったが何故か舌を噛んで言えなかった。

とりあえず登場したら違うと言おう。
まぁまずは沙都子のトラップだが…


転校生は至って普通にドアを開ける、するとバケツが落ち縄跳びにかかる

あきらかにかかったように見えた…しかし



バケツは少し右にズレ縄跳びは結びが浅かったのか引っ掛からずに取れた


みんなはそんな奇跡的に回避した事に驚いていたが
約2名はそれを含め全く別の事に驚いた




コイツは…………


「では自己紹介してください」

「初めまして、柴田ベルンカステルと言います。皆さんよろしくお願いします」
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