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ただの妄想捌け口、またはメモ。
創作・版権・ジャンルカオス(・ω・∪)
!グロ・甘・シリアス何でもごちゃ混ぜなので自己責任で。

◆no title 



2012/10/21(Sun) 09:12 

◆じゃくえいちゃん 

エイトを庇って事故に遇うジャック。
頭を何針も縫いはしたものの、数日入院するだけで大丈夫ということになり、手当てをしたエイトが見舞いに行く。
『あ、エイトだあ!大丈夫だった―?』
いつものようにやんわりと笑うジャック。
窓から見える空の色と、ジャックの笑う瞳が重なる…。
そして事故の時に見た血の色と、エイトの涙目が重なった。

赤を流した青が笑い、青を染めた赤が泣く。
『あれ…?
なんでエイトが泣いてるの―?』
『――…っ、お前が…泣かないから、だ…ばか。』

的なお話ください。

2012/10/14(Sun) 19:13 

◆夏が終わった、気がしたんだ。 

空は青く、とても澄んでいた…。
夏独特の濃い青に、もくもくと真っ白な積乱雲が覆いかぶさっている。

『なぁ…なんで俺達、出会っちまったんだろうな。』

じりじりと照りつける太陽の元、木陰のベンチに腰を掛けながら南雲晴矢は隣に座る涼野風介に問いかけた。
俯き気味に遠くを見ていた風介は、その問い掛けに対して答える気が無いのかただ黙っている…。
『なぁ。』とあらためて晴矢が念を押しても、風介はピクリとも動かず俯いていた。

『…んだよ、それがお前の答えかよ…!』

その対応にしびれを切らした晴矢は、そう言ってその場を去って行く…。
そして風介は無意識にその彼の影を追って、顔を上げる…。
目に映るのは、見慣れているはずの…晴矢の背中。

(ちゃんと明日…謝ろう。)

そう自分に言い聞かせ、風介もその場を去った。

翌日、同じ公園に行くとそこに晴矢の姿はなかった。
そして今、晴矢が遠くの街へ行ってしまった事を…風介は知った。


はい、何となく書いたらこんなことになりました。←
ずいぶん書いていなかったので、ものすっごいですね!!!ビハビリします、はい。


2012/08/01(Wed) 12:05 

◆蘭←マサのような…。 


『…もし俺が、先輩を好きだと言ったら…――。
――…どうします?』

それはあまりにも唐突な質問で、蘭丸にとってはあまりにもあり得ない話だった。
また自分はからかわれているのだろうと蘭丸は思い、溜息を一つした後に口を開いた。

『お前なぁ…そういう事は冗談でも言うもんじゃないぞ。』

 そして言い終えるのと同時に下ろしていた瞼を上げ、蘭丸は狩屋マサキの顔を見た…――。

『…な、ん』

その光景に蘭丸は思わず言葉にならない声を発する…。
対する狩屋は何かを感じたのか自らの頬に手を当て、生暖かい水が溢れている事に気付き慌てて袖口でそれを拭った。


スランプすぎてあぁああ…。


2011/12/30(Fri) 19:22 

◆no title 


僕は君が好きで、それはもうずっとずっと昔からで。
君はもしかしたら忘れているかもしれない…だけどそれだけ昔なんだ、僕が君に恋をしたのは。
僕の中でもあまり鮮明には思い出せないけれど、確かにあの日…僕は君に恋をした。
だけど君はもうここには居ない。
居ないんだ…――。

『結婚、おめでとう。』
涙を堪えて僕がそう言ったのに、君は目にいっぱい涙を溜めてた。
僕はどうしていいのか分からなくて…何か言わなきゃと口を開いたら、君に先を越された。
『――…本当は私も、ずっと好だった。』
俯きながら、君は僕にそう言った。
どうして今なんだろう…、君が幸せをその手に掴んで、その事実を必死に僕は受け入れたのに。
そんなことを言われたら…折角堪えた涙だって、溢れちゃうじゃないか。
『…そっか。』
どんなに嬉しくても、どんなに悲しくても…もう君は僕の元へは帰れないし、帰って来ない。
涙でぐしゃぐしゃになった顔で、精一杯の笑顔を作って僕は言った。
『ありがとう。』
それはとても最後の言葉には相応しくなかったかもしれない…。
だけど僕は君が好きだから。
『――…どうかお元気で。』
軽く手を振って、君が背を向けて歩いてゆく姿を…見送った。

さようなら、さようなら。
幸せな日々をありがとう、最高の思い出を…言葉をありがとう。
僕もあなたが…――。

『大好きでした。』

そして僕は、僕自身にそう言い聞かせるように…言ったんだ。


こういうの書くの、凄い好きだったりします^^///


2011/11/22(Tue) 12:17 

◆秋と、恐怖と、 


秋は、嫌いだ。
夏の鬱陶しい暑さから、冬の閑散とした寒さへと変わっていくから。
そしてそれと同時に自分の中で何かが生まれ、何かが死んでゆくからだ。
大切なものだった気がするのに、それがなんなのか思い出す前に消えてしまう…死んでしまう。
その後どれだけ考えても、それが何だったのかは一向に分からない…。
目を背けようとも、結局何が無くなっていて何が増えているのかが分からない…把握できない為不安は掻き消せない。
自分のことなのに、全く分からない…得体がしれない。

…――キモチワルイ。

そう思ったとき、僕は何かを…――。

手にした気がした。

ちょいと昔に書いた代物。


2011/11/22(Tue) 12:15 

◆吹雪さんくさい詩 

ただ会いたかった、今すぐに会いたかった。
『付き合っている』と分かっているのに『繋ぎ止めている』と分かっているのに。
『愛されてる』と、『愛している』と知っているのに。
別に特別寂しい訳じゃない、別に不安な訳でもない…。
ただ、会って抱き締めたい、好きなんだと…愛してるんだと言いたい。
だから今、君に会いに行くよ。

吹雪さんが言いそうですよね^^


2011/11/19(Sat) 22:54 

◆学パロな吹→亮的な 

気まぐれでファイルの中身を整理していると、一枚の小さな紙切れが入っていた。
それは半年前にある人物から渡されたもので、今はもう…渡した本人はこの学校には居ない。
暗い思いを振り切る様に、亮はその紙切れをぐしゃりと握りつぶしてゴミ箱へ捨てた。
もしもあの時、あの手紙返事をきちんとしていたら――…。
下校中、そんな思いが亮の中で渦巻いてた。
夕焼け空を背にあの日の様な秋らしい風が亮の頬を掠め、思い出したく無い記憶が…脳裏を過った。

*

いつもの角を曲がろうとした時、何者かが待ち伏せているのが見えた。
亮はそれを“気味が悪い”、“気持ちが悪い”と受け止め帰路を変えようと後退りしようとしたが、あちらも亮に気付いたらしく大声で名前を呼びながら走り寄って来た。
訳が解らず亮は後ろを振り向かずにただ前だけを見て走った…のと同時に背後で鈍く重たい音がした。
嫌な予感を感じつつも、亮は恐る恐る振り返る…。

『――…は、ははっ…冗談だろう。』

そこには有り得ない方向に首が折れ曲がった手紙の主…天上院吹雪が横たわっていた。

続きが書けないんですよね…。


2011/11/19(Sat) 22:50 

◆甘いココアと間接キス/吹亮 


ゴクリ、と缶に入っているココアを飲む…。
すると、ココア独特の苦味と牛乳やら砂糖やらの甘味が咥内に広がった。
その二つの味を咥内に感じながら、亮は再びココアを口にした。

『あれ…、亮ってココア好きだったけ?』

フとそう言ったのは吹雪だった。
物珍しそうに亮を見つめ、甘くない?とか、絶対甘いよっ!などと言っている。
甘かろうが苦かろうが、亮はどちらでも構わない為『…いや、別に』と適当な返答をする…。
すると吹雪は亮からココアの入った缶を奪い、一気に咥内へ流し込んだ。

『う゛…ぇ、やっぱり甘いじゃんかっ』

涙目でそう言う吹雪に、亮は思わず吹き出す。

『…っはは、だからと言って涙目になることないだろう』

そう言って亮は吹雪から缶を受け取り、またゴクリ、と中身であるココアを飲んだ。
その光景をまた、吹雪は物珍しそうに見つめていた。
吹雪の視線に気付き、どうかしたのかと亮が訪ねると、どこか悪戯っぽい微笑みを浮かべて吹雪は言った。

『――…間接キスだね』

――…と。
その言葉を聞いた途端、亮は顔を真っ赤にして持っていたココアの缶を落としそうになった。

甘ったるいのは書くの苦手です。


2011/11/07(Mon) 12:00 

◆幸せだった日常/吹亮 


ずっとずっと僕は君のことが好きで、ずっとずっと一緒に居られると思っていた。
いつか二人暮らしをして、より一層幸せになれるのだと思っていた。
――…思って、いたのに。

*

馴れ初めが何だったのか、僕はもう覚えていない。
だけど告白したのは僕で、別れを告げたのも僕だった。
そして幸せだった僕等の日々は、ガラガラと音を立てて崩れてしまった。
否…――僕がその日々を、崩した…。
“仕方がなかった。”
その一言で片付けられてしまう僕等の関係…。
僕はそれが嫌で、何とか変えようともがいたけれど、それは間違った選択で現状が変わったことだけが突き付けられた。

何でか続きが書けないんですよね…。


2011/11/07(Mon) 11:57 

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