エヴァ文A

□小ネタ集
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<四号機は強い?(シトフタ、シ者)>

「どうして四号機ばっかりいっつも贔屓されるのかしら?最終的にあいつがおいしいとこ全部持っていくのよねー」
「今となっては向かうところ敵なしって感じだもんな」
「何よ、そう言うあんただって贔屓されてんじゃない。私の弐号機やファーストの零号機なんてたまったもんじゃないわよ!」
「俺が贔屓?…しかし俺だって普通にやられる時はある」
「だからあんたはまだ許せるのよ。…四号機ばっかり毎回おいしい役とかズルくない?だいたい強すぎるのよあいつ!たまにはあいつがズタボロにやられるところを見てみたいわ」
「ズタボロって……でも俺は見た事ある」
「ええっ!?」
「とは言っても結構前の話だが…あの時の四号機は弱かった」
「その時の話、詳しく聞かせなさいよ。何の使徒にやられたの?」
「いや…奴を倒したのは使徒ではなく俺だ」
「あんたがぁ!?前にシンジとフィフスが闘うような事があったかしら…?」
「いや、その時カヲルは乗っていなかった。あの時の四号機は何者かによってダミーで操られていたんだ。ジオフロント内で暴走していた奴を止めたのが俺とシンジだ」
「四号機の暴走?そんな事あったかしら?…まぁいいわ。乗っていたのがフィフスじゃないにしろよく止められたわね、あの四号機を」
「奴は俺に気付くと一直線に突進してきた。俺は奴を正面から受け止め、そのまま取っ組み合いになった」
「それであんたが力ずくで四号機をねじ伏せたって訳ね」
「いや、まともに力比べしてたら負けていたのはもしかして俺のほうだったかもしれない」
「じゃあどうしたって言うのよ?」
「不意に右手を放し、奴がバランスを崩して前のめりになった隙をついて後ろから奴を蹴り倒した」
「ププッ…!四号機だっさーい!!」
「後ろのプラグをムリヤリ引き抜いたら奴は止まった」
「ふーん…じゃ昔そんなに弱かった四号機が、どうして今はあんなに強くなったの?」
「おそらくカヲルの影響じゃないか?そうとしか思えん」
「フィフスの腕がいいから四号機も強くなったってワケ?……キィー!何か余計腹立つー!!」
「……(やかましいなこの女)」




こっちにも小ネタ集が出現しました(笑)

初号機格納庫での初号機とアスカの会話です。
ダミー四号機はシークレットエヴァネタですが…びっくりするほど弱いですほんと(苦笑)
パチで本当に強くカッコ良くなって良かったです。本当に。

10.10.15 完成

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