スマブラ文

□正義の味方と勇者逹@
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「……っ!!お…おいしいよドーナツマン!」
「そうだろう?」
「「マジかっ!?」」
「そこの2人もどうだ?」
「「あっ、いや…遠慮しときます…」」
再び自らのドーナツをちぎろうとするドーナツマンだったが、2人がいらないと言ったためその手を止めた。
「そうか、それは残念だ…」
「2人ももらえばいいのに…すごくおいしいよこれ!」
「そんなに、うまいのか?やっぱり俺も…もらおうかな…」
「うんうん!そうしなよトワ兄」
「なんだ、やっぱり食べたいんじゃないか!……ほら!」
「あ…ありがとうございます」
トワはドーナツマンからドーナツを受け取り、一口かぶりついてみる。
「…ヤベェ!マジでうめぇぞコレ!トキも食ってみろって」
「俺はいいってば!…っていうかお前は何がしたいんだア…」
「ハッ!そろそろ行かなくては…さらばだ!!」
都合が悪くなったのか、ドーナツマンは疾風のごとく去って行った。
取り残された3人はしばらくの間呆然としながらその後を見つめていた。

「……」
「なぁ、ドーナツマンっていったい何者なんだろうな…?」
「トゥーンはまだしも、お前が分かってないって…」
「トキは分かるのかっ!?」
「もしかしてトキ兄はドーナツマンと知り合いなの?」
「まぁ……ドーナツマンの存在は知らなかったけど、知り合いと言えば知り合い…だな。お前らもそう」
「えっ?オイラドーナツマンに会ったの今日が初めてだよ?」
「俺もだぜ?」
「……(まぁいいか、言わなくても)」

「それにしてもカッコ良かったなドーナツマン!」
「そーだね!また会えるかなぁ…?」
「ああ!会えるさ多分!」
「ハ…ハハ…(いつも会ってるってば)」





設定には書いてない隠れ設定として、たまにトワが天然になる時があります。まさしくこの話がそう(笑)

これじゃ某ア○パ○マンですね……ごめんなさい(土下座)
ちなみにこの後、ドーナツマンの活躍(?)によってトゥーンの怒りはおさまり、トゥーンのドーナツを食べた張本人のカービィは許してもらえましたとさ。

24.02.27 完成

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