金「腹減ったー！」
水「……(コクリ)」
金「数学なんて集中出来ねぇよなぁ水戸部ー」
水「………」
金「頭使いすぎて腹減った？ うわぁ水戸部まっじめー！」
日「お前も水戸部を見習え」
金「数学なんてしっらっねー！ んなことより弁当！ 弁当食お！」
水「………(コクコク)」
日「小金井の脳味噌は食うことしかねぇのかよ」
月「さっきの英語の時間、まじ寝るかと思った…」
日「お前もかだアホ、集中しろよ」
月「…日向となら集中出来んのに」
日「さぁ飯食うか」
月「無視!?」
ガサガサ
金「あれ、伊月今日パン？ めっずらしー」
月「普段行かないコンビニ行ったら色々目移りしちゃって」
日「だからって、これは買いすぎだろ」
水「……(コクコク)」
金「袋から溢れそうだもんなー」
月「だって美味そうだったんだ…はっ！ パンで袋がパンパン！ やべぇきたコレ」
日「よーしみんなで山分けするかー」
月「すいませんでしたやめて下さい！」
水「……(オロオロ)」
金「気にすんなって水戸部ー。いつものことじゃん」
昼食ターイム。
金「このグラタン美味ぇ！」モグモグ
日「所詮冷凍食品だろうが」モグモグ
金「な!? 冷凍食品バカにすんなよ！ 冷凍食品は偉大なんだからな！ なぁ水戸部？」
水「………」
日「無理矢理同意させんなよ」モグモグ
月「日向ー卵焼きちょうだーい」
日「なんでだよパン食ってろよ」
月「甘いんだもん」
日「菓子パンばっか買うからだろうが！」
月「好きなんだもん」
日「はぁ…もう、分かったよ。ほら(差し出し)」
月「あーん(パクリ)。うまー！」
日「そりゃ良かったな」モグモグ
金「日向オレも！」
日「だアホ。オレのが無くなるだろ」
金「ちぇー。あ、水戸部ー！ その煮物ちょうだーい！」
水「………(差し出し)」
金「えー、口移しじゃねぇのー？」
水「………(キョドり＋真っ赤)」
月「え、なに、お前ら普段そんなことしてんの？」
金「してないしてない。だからしてほしいなーって」
日「おい、あんまり水戸部困らせんなよ」
水「………」
金「みんな居るから恥ずかしいって？ じゃあ…後で！ 後でやってな！」
水「………(戸惑いながらも頷き)」
金「マジで!? やったー水戸部大好きー！(抱き着き)」
水「………(真っ赤)」
月「あ、煮物落ちた」
日「放っといてやれよ」
月「なぁなぁ、オレも後でしてやろうか？」
日「ふざけた事言ってっと残りのパン捨てるぞコラ」
月「キビシッ！」
――――
ありふれて呆れてしまいそうな
ナイトメア/Morpho