07/20の日記

20:20
"稲葉の白兎"ではないよ
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皆さんは「いなばのしろうさぎ」という物語をご存知でしょうか。


物語の粗筋はこうだ。

淤岐島(おきのしま)からいなばの国へ行くため、ワニを欺いてその背を渡ったが、最後のワニに丸裸にされ、さらに八十神の教えをそのまま信じて潮を浴び痛くて泣いていたところを、オオクニヌシノミコト(大国主命)に救われる。

出雲神話より



それでは何故「稲葉の白兎」ではないのか。

よ〜く見てみて下さい。
よ〜くですよ。





くどいようですが、稲葉の白兎は間違いですよ。


気付く人はすぐに気付くでしょうが、

いなばの国は、
因幡の国ですよ!

けっして稲葉の国ではありませんよ!

だから因幡の白兎なんですよ!





母は四十路近くになるまで
"因幡"を"稲葉"だと間違ったままだったんです。

稲の葉を持った白兎の物語だと間違ったまま人生を送っていたんです。


…もし"稲葉の白兎"だと、
管理人は「B'zの稲葉さんの飼っている白兎」と連想してしまいます。




因みにここに登場する「ワニ」ですが、これはなんの生き物だか分かりますか?



「ワニはあのアフリカの川とかに居るワニやろう」


と、母は言いました。



‥‥‥‥‥。

んなワケねーだろ、
淡水でしか生きられないアリゲーターやクロコダイルの類が、どうして日本海にいるんだよ。

あれはだよ!
(鮫の別称は"ワニ"や"フカ")

絵本のワニの絵を思い出してみろよ。

まぁ今の絵本は"ワニ"ではなく"サメ"と書いてますが…




小学生の時に、世界の名文学と呼ばれる「嵐が丘」や「アンナ・カレーニナ」や「罪と罰」を読んで、読書感想文まで書いた奴の答えだとは到底思えません。

私の母って一体…

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