幸せのカタチ
□第三話
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「うわっ」
「痛ッ」
だからなんでお前がまたいるんだこのワカメがぁあああああああああああ!!!!!
案の定、散乱するボール。
誰よりも早くココにいる自分よりココを通ると言うことは、コイツ、さぼってやがったな!!!!
「てーっ・・・って、またお前かよ!!」
口の利き方がなってねーんだよ、どう言う教育してんだあの老け顔が!!!!!
「どうもすみませんでした」
言われる前にさっさと拾う!!時間の無駄だ。
籠の中にポイポイ投げ入れてさっさと拾う。
「どうもすみませんでした、それじゃあ!」
「ちょっと待てよ!!」
どいつもコイツも!!!!
待て待て待て待て五月蝿いんじゃあああああああああああああああ。
「なんですか?」
「あんたさ、狙ってやってんのかよ?昨日といい今日といい、わざとぶつかってんの?」
自意識過剰ktkr!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう無理、我慢の限界。
どうしてくれようこのクソガキ。
「何やってんだ赤也?」
「ジャッカル先輩!!」