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□帰ってきた熱血漢
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今日もいつものように皆さんで朝食をとる。



骸さんがなにやらセクハラ発言をしているけどいちいち相手していると面倒だから右から左へ聞き流して黙々と箸をすすめた。



はじめの頃こそいちいち反応していたけど、今はスルースキルを身に付けたのだ。



日々私だって進歩しているんだよ。



そんないつもと変わらない朝食の風景に、急にダダダダダという音が入り込む。



その音は段々と大きくなっていく。



扉の向こう、つまり廊下の方から聞こえてくるそれに私を含め皆目を向けていた。



すると、バァンッと勢いよく扉が開いた。



「極限に帰ってきたぞーーー!!!」



大声で叫ぶ男がいる。



私はといえば、急に叫ばれたものだからびくっとしてしまう。



つーか、この人誰?むしろ何?



誰かにきこうとしたとき、男の方から盛大にぐーと音がした。



…お腹すいてるの…?



『あの…ご飯、用意しますか?』



「うむ!よろしく頼む!」



男はやはり大きな声でそう言った。



きっと熱血なんだね。






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