その他

□彼岸島
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夢、自己紹介


久しぶりに此処に戻って来た。私はこの島の人間ではない。私は信じられないだろうけど異世界の住人だ。元いた世界で私はただ夜の街を歩いていただけなんだ。まぁ人というゴミを殺しながらだけど・・・私の隣にはクロロがいたんだ。幻影旅団、通称蜘蛛の団長が・・・

私はローちゃん(ゴール・D・ロジャー)が死んでからこの世界に飛ばされ蜘蛛の補佐としてこの世界に溶け込んでいたが急にこの世界に飛んだ時と同じ現象が起こりこの島へとやって来た。私は行くあてもなく只海岸沿いを歩いていた。夜になり私は海岸沿いにある丘の上に立っていた。

他の人から見れば幻想的な姿だった。その姿を見ていたのが雅だった。
雅は人間の匂いがしたからその丘に行ったらしいそこで私を見つけ・・・
声をかけてきた

「お前ここで何をしている?」と私はこの時初めて雅を見た。
肌は白く、眼は赤く、口からは牙が・・・吸血鬼のような男を・・・
私が元いた世界では珍しいものではなかったため普通に返答した
「海と空を見ている」と

Side雅

その日気まぐれで外にでただけだった。
少し歩くと人間の匂いがし、その後から血の匂いも漂ってきた
匂いのする方へ向かうと海に出た。
今日島に連れてきた人間が脱走したのか?と考えていたが丘の上に立つ一人の女を見てその考えが違う事が分かった。むろん人間の匂いは彼女からだった。そして血の匂いも・・・彼女はどこも怪我などしていなく血も付いてはいなかった。ただ言えることは丘の上に立つ女性が凄く美しいという事だけだった。俺は彼女に・・・
「お前ここで何をしている?」と聞くと此方に振り向きながら「海と空を見ている」と言った彼女の姿に見とれていた。

Side end


その後私は雅の屋敷に連れて行かれ・・・雅に愛された・・・
しかし私に雅の牙が刺さることはなかった。


それから1年がたち私はこの世界の事を知りたかったので雅にこの島から少しの間でいいから出たいと言ったら了承してくれたので私は大学受験をし、大学に合格・・・その後大学に行った。勿論中退するつもりで・・・その大学でユキという女と仲良くなった。ユキにはケンという彼氏がい、幼馴染の明、西山、ポン、ケンとつるんでいる加藤とも仲良くなった。

あの日私とユキは置いて行かれそうだった。ユキと私はポンを尾行し皆と合流し、無理やり行くことにした。ただこの世界での里帰り気分で・・・雅に会うために・・・それとこれから楽しそうな事が起こる気がして・・・


「芽衣!起きろ芽衣!!」と私の呼ぶ声がして私は目を覚ました。目の前には明がいた。私は眠っていたようだ。普通の女の子を演じるのは中々キツイものだと私は思った。

明「良かった芽衣。心配したんだ。兄貴芽衣が目を覚ました。」

篤「うん?そうか良かったな明。えっと芽衣さん?明の兄の宮本篤です。」

「椿芽衣です。えっと宜しくお願いします。篤さん」
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