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□後編!次元神の力!
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ゼウス「あれは!」
ゼウスらは目を疑った。目の前にいるのは新たな次元神だったのだから。
ダーク「………リア」
不意にダークが喋り出した。
ダーク「本当に貴様は、リアか?」
リア「………どういうこと?」
ダーク「本当にリアなら、落胆した。今の貴様からは神力が全く感じられない」
リア「………」
ダーク「神力を抑えていたとしても、全く感じられない訳がない。貴様は進化に失敗したのだ」
リア「…だから?」
ダーク「今の貴様では我には「ダーク」?」
リア「場所を移そう。ここじゃゼウス達が巻き込まれる」
ダーク「ほう?我に勝つきか?案ずるな。我と戦う以前に貴様は「がしっ!」!」
ドンッ!
リアはダークの顔面を掴み空高く飛んだ。
ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
程なくしてリアはダークを地面に叩きつけた。
ダーク「馬鹿な。我が、力だけで……」
リア「ケリをつけよう。ダーク。一瞬で終わらせてやる」
ダーク「一瞬で終わらせる、か」
ダークはゆっくりと立ち上がる。
ダーク「なら………やってみるがいい」
ダークは瞬時にリアの背後に周り斬りかかる。
リア「………」
ギィン!
しかしリアはその行動を読んでいたかのように防ぐ。
ダーク「ほぅ?あれをふせぐか」
リア「…………」
ギィンギィンギィンギィンギィン!!!!
程なくして斬撃の押収が始まった。
ダーク「確かに先ほどよりは強くなっているようだ。だが…」
リア「?」
ダーク「その程度では我には勝てん!」
ダークは今までとは比べ物にならないくらい速い速度で斬りかかる。しかしリアは、
ビシィ!
素手で防いだ。リアの後方で地面が抉れ次元が歪んだ。
ダーク「な!(受け止めた!?かわしたのなら分かる。いや本来ならかわせる速度ですらなかった。それでもかわしたのならまだ分かる。だが受け止めた!我の一撃を!?)」
リア「どしたの?まさかこれで終わりじゃないよね?」
ダーク「ふ………その減らず口、直ぐに無くしてやろう!」
ダークは一旦離れ膨大な神力を集める。
ダーク「きえされ!ダークネスビッグバン!」
まるで宇宙さえも飲み込みそうな巨大な砲撃はリアに放たれた。
リア『俺は人を憎んだ』
不意にリアが喋り出す。
リア『自らの欲望の為に他を捨て、殺す。それは昔からの人の理。我は思う。人を滅ぼす力を。神をも殺す絶対にして最強の剣を』
すると神界を覆い尽くす程の神力が流れ出す。
ダーク「これは!?」
ダークでさえも冷や汗を流す程の巨大な力だった。
リア(マクスウェルじゃこれからの戦いは無理だ。だから俺は創造する。究極にして至高の剣を)「我が前に現れよ。究極次元剣『デウスマキナ』」
それは黒でありながら虹色の神力を纏った剣だった。
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