特別記念作品
□30万Hit記念「皆さんの質問に答えてくださーい!」〜男性編
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レイ:さあな。
月森:なぜ俺を引き合いにだすんだっ!
天羽:まあ気にするな。よくある事だ。ま、レイくんには後でたっぷりと情報を聞きだすとして…、そちらの和風の素敵なおじ…、いえ、お兄様方お願いします。
友雅:うん?今何か不穏な言葉が出てきたように聞こえたが?
天羽:えーと、空耳ですよ、そ・ら・み・みっ!で、えーとお名前と簡単な自己紹介をお願いします。
友雅:橘友雅。左近衛府の少将という立場を頂いているよ。
天羽:あとは…そちらの皆さんには八葉とかってのがあるって資料にあるんですが。
友雅:ああ、龍神の神子を守る八葉ね。地の白虎だよ。
天羽:ええと、八葉というのは…四神ごとに天と地に分かれて全部で八人いらっしゃって…
友雅:そうそう。その中の地の四神のなかで、白虎に属するのが私だよ
ニア:ではそちらの隣も同じなのか?
翡翠:ああ、私も地の白虎だよ?どうしてわかるんだい?
ニア:二人とも持っている雰囲気が似通っているからな。やっぱりそういう危うい雰囲気は同じカテゴリにくくられる訳だ
友雅:…いや、私とひとくくりにされたら彼に失礼だと思うよ?私と違って彼は自由を好み、風のように気まぐれに生きるを良しとする、根無し草のような人間なのだからね
翡翠:ははは、束縛を好む海賊がいたら見てみたいものだよ。私は君のように我慢強く、間抜けな役人を使って、仕事の出来ない上司についていく生活が出来ないだけだよ。
友雅:いやいや、君が本気を出せば、もっと事は順調に進んでいたのかもしれないねえ。私は君と違って、地に足がついていないと不安でならないのだよ。
翡翠:おや?単に飽きっぽい性格なだけだよ?君のようにもっと辛抱強くありたいと思っているいのだが、なかなかうまくいかないものだね?
友雅:十分辛抱強いと思うがね?婚約者の我儘なお願いに付き合って、結婚になかなか頷いてくれないのを、じっと待っているのだからね。
翡翠:善は急げというばかりじゃないということだよ。まあ君のように有無を言わさなず狡猾に事を進めたいと思うことがあるがね。
天羽:…ええと…(焦)。
弁慶:ふふ、お二人とも仲がよろしいのはいいですが、彼女たちが困っていますよ?
天羽:あ、だ、大丈夫です。これくらいの舌戦はそこの二人でよく見てますから。まあちょっとレベルが高くて怖かったですが。
土浦:だから!俺たちを引き合いにだすなっての!
天羽:はいはい。では、次の方は…
弁慶:武蔵坊弁慶といいます。源氏軍の軍師で、地の朱雀です。
ニア:弁慶…私の想像したイメージと違うな
弁慶:ふふ、それ譲君たちにも言われましたよ。もっとガタイがいいイメージがあるって
天羽:そうそう、屈強な男の代表ってかんじだもんねー、こんな一見優しそうに見えて実は…な感じではないかな。
弁慶:おや?実は…なんですか?
天羽:知り合いの先輩のようにちょっと底しれな…ととっ。