闇の砂時計
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「母さん、おはy何でいんの?」
『奈々さんのご厚意で
ツナ君のお家でご飯頂く事になったの♪』
おはようございます
只今私、雪沢桜は沢田家でトーストを食べている途中です
「あっそうなんだ!
(自分で作れよ…。)」
そしてこの言ってる事と腹の中の声が正反対のヤツが
我らがボンゴレの次期十代目ボス候補沢田綱吉
「ツッ君、もう学校始まるわよ!」
私はちゃんとご飯を食べ終わって靴をはく
「Σげっ!!
行ってきます!」
対して綱吉はトーストをくわえて
玄関に走ってくる
『奈々さん、行ってきます!』
「行ってきます!!」
「行ってらっしゃ〜い♪」
「しっかしお前、普段と俺達の前でギャップがありすぎだろ!!」
通学途中、隼人に言われた
『隼人、裏表がある人ほど優秀なんだよ。
例外として名字に沢が付いて名前が何処ぞの将軍みたいな名前のやつ以外は。』
「桜??(黒笑」
『朝からブラックスマイルは止めてくれ。
テンション下がる。』
「俺もお前と話してたら幸せが光の速さで逃げていく気がするよ。」
「二人ともそっくりなのな♪」
『「似てない!!」』
「真似すんな。」
「そっちこそ。」
「ってかマジで何で日本に来たんだよ?
秘書なんだから九代目の所にいないといけないだろ??」
『(Σギクッ!)』
ふと綱吉が思い出したように言う
流石ボンゴレの超直感;
『秘書の仕事なんて書類整理ばっかりだし
イタリアはそんなに忙しくないから!!』
あぁ神様ゴメンナサイ
今、私は嘘を付きました…。
「ふ〜ん。」
意外にもあっさり引いた綱吉
やましいことがある人間にとっては逆に怖い;
『そっそんなことより早く学校行くぞ!!』
私は話題を変えるため
というか逃げるために走り出す
「学校まで競争だな♪」
「ちょっと二人とも!」
「(でも九代目に秘書なんていたか?)」
桜の嘘を疑問に思った隼人がいたとか…………。
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