愛と憎

□3話
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「・・・?…妖気?」

本堂の前を通りかかったとき、わずかに妖気のようなものを感じた。

あたしの足は自然とそちらへ向かった。




「ここ・・・?」

たどり着いた先は、祠だった。
妖気ではない何か、が漏れだしている。

胸がざわつく。

まがまがしくて、気持ち悪い。
できるだけ近づきたくない感じ。

早くここから遠ざからなきゃ・・・



嫌な予感がする。
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