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□運命は小さなことから動き出す
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あぁ、これはやられた・・





出てきた青年は、とてつもなくイケメンだった。

青年は車に乗車してきた。





そして、俺の方を見て

「あの運転手さん、よろしくお願いします。ご迷惑おかけします」


「あぁ?、いや気にするな。まぁ、時間はかかるが、な」


「ははは、そうですね」








苦笑した顔がまた、一段と色々やばいな・・






「ッ、じゃぁ、出るぞ」








黒い目に黒い髪。鼻筋の通った顔。
首筋にかかる髪が、こいつの色気をひきたてていて、
手足も長く、モデルみたく全体的にバランスのよい肢体。



かっこよく、でも綺麗で、




つい目を奪われる。


これは、モテルなぁ。












ノンケの俺でも、コイツが欲しくなる。







「なぁ、お前名前なんつーんだ?」

「えっ?あぁ、永瀬晃夜です。」

「ほぉ、似合うな。」

「そぉですか?でも、気に入ってはいますけどね」






夜みたく、深くて、美しく、呑み込まれてしまうー・・・






「なぁ、晃夜。」

「なんですか?」


「いや、いい。またいつかで」

「?、あっ、運転手さんの名前は?」









初対面でいきなり、お前がほしいなんていっても、ひかれるか・冗談で終わりになっちまうからな












「俺か?加賀見 録(カガミ ロク) だ」







・・・・運転手(加賀見視点 終・・・・
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