夏目友人帳 短編
□残される者
1ページ/6ページ
『夏目…また来たのか?』
呆れたように笑う彼女
俺はもう何回もここに来ている
「…来てはいけなかったか?」
彼女の言葉に不安になる
『ふふっ、そうは言ってないよ
…こんな所まで来るのは夏目くらいだからね』
自分でも分かるくらいホッとしている
彼女の言葉にこんなにも心が乱される
彼女――
夜長と出会ったのは俺が露神様の名を返すために森でQちゃんを探していた時だった
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ