main-銀魂
□授業開始5分前。
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ひま。ヒマ。暇。
今日は暇すぎる。
だって晋ちゃんがいないから。
晋ちゃんがこないんだったら
ココ
保健室にいる意味ないのにー・・・
「・・・購買でいちご牛乳買ってこよ。」
〜授業開始5分前。〜
「にしてもなんで今日晋ちゃんこないのー」
自称『保健室の先生』の国語教師
坂田銀時(通称サボリ魔)は
購買で買ったいちご牛乳を
すすりながら、
1人の生徒のことをずっと考えていた。
昨日は「先生また明日なー」
とか言ってたじゃねぇかよ。
嘘か。あれ嘘かコノヤロー。
ったく・・・
「晋ちゃんこなかったら
いちご牛乳も味気ないだろーがぁ・・・」
「へぇー、そぅなんだw」
後方から声が聞こえ
目をやると
そこには愛しい
高杉晋助の姿があった。
「晋ちゃ・・・っ、今の聞いてたの?///」
「うん、聞いてた。先生可愛いこと言うね」
「すっごい恥ずかしいねこーいうの。」
「そぉ?俺は嬉しかったけど」
「そか//・・・・じゃねーよ!!!
お前なぁなんで今日こんなおくれてきたの
もう5時間目はじまるよ!?
先生寂しかったんだけどぉー?
どぅすんの孤独死したらー!!!」
「・・・今日の朝
登校するとき変なのに絡まれた。
ま、勝ったけどさ。」
「ふーん。」
そぅ言って
銀時は高杉をふいに抱きしめた。
「ちょ、せんせ//」
「あんま喧嘩しちゃだめだよ。
停学とかになったらマジで先生
孤独死するよ?」
「・・・うん。」
「わかればいーや。・・・??
あ、ココ怪我してるじゃん。」
銀時が高杉の腕のあたりを示す。
そこには小さな傷があり、
少しだけ血がでていた。
「あぁ・・・なんか
相手がナイフみたいなのもってて
それがかすっただけだよ。全然大丈夫。」
「大丈夫じゃないでしょ?
先生が優しく治してあげるよ。」
「え、何言って・・・っふぁん!!///」
銀時が傷口を舐めると
高杉はビクンと震えた。
「かわいーね。晋ちゃんw
もっと舐めてあげる」
「あっ・・いたいよっ!!ひぁっ//」
「消毒してんだもん。
しみるに決まってんじゃん。」
「んっ・・・!!でもっなんか//
せんせ、舐め方・・きもちぃから、っ」
「何ソレ・・・誘ってんの?」
「・・・うん//
せんせぇ・・いつもみたいにヤろ??」
銀時は
高杉の耳まで赤い顔と上目遣いに
理性がくずれそぅになった。
「駄目だよー晋ちゃん喧嘩したでしょー、
だから今日はこんだけで我慢しなさーい。」
そぅ言って銀時は高杉の
首を這うように舐めた。
「ひぁぁっ//
せ、んせぇっ・・・んっ///」
「ほぉら、5時間目はじまるし
早く行っといで。」
「・・・やだ。
最後にキスしてくんないと
俺いかないから///」
「なにダダこねてんの
・・・・・っ、一回だけだよ?」
「うん。ちゃんと舌いれてね?」
「晋ちゃんそんなこという子だったっけ
なんか以外だわ。」
「先生が言わせてんだよww」
「へぇー・・・」
クスリと笑った後、
高杉の前髪をぐしゃっとかきあげて
眼帯のついた方の目を見てつぶやく、
「好きだよ晋ちゃん。」
「俺も先生のこと好きだよ。」
2人はしばらく
お互いの目を見て、
その後
しばらくの間キスをしていた。
只今、5時間目がはじまる5分前。
保健室は立ち入り禁止。
fin