07/04の日記

18:34
『深紅の螺旋』ラスト(こんなのも考えてました)
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「………あれが、吸血鬼の原種?」

都会の中で止まる1台の車
パッと見で高級車とわかる車内でジェラルドは美咲の姿を確認した

「はい」

彼の隣に座る男が頷き、肯定を示す

「拓海は彼女の血を飲んでるのかな?」
「おそらく、そうでしょう…」
「原種か…どんな味がするんだろう?」
「さぁ、…私には解りかねます」

ジェラルドは美咲から目を離し、隣の男に向けてニヤリと笑った
それは『碓氷拓海』のような片方の口角を上げる微笑み

男は少なからず好きになれないその笑みに、僅かに眉を寄せた

「…ねぇ、何で関西弁で喋ってくれないの?タイガー君」
「………」
「タイガー君って名前もいいよね。イケてるよ」

楽しそうに自分をからかうジェラルド
『タイガー君』と呼ばれた五十嵐虎は怒りを抑えるように奥歯を噛み締める



走り出した車内でジェラルドはからかう声音で五十嵐に尋ねた

「関西弁って好きなんだよ。モウカリマッカー?」

五十嵐は不機嫌さを隠して「…ぼちぼちでんなぁ」と答えるのが精一杯だった





ジェラルドと別れ、自分のホテルに帰った五十嵐
彼を出迎えるのは五十嵐の側近である真木という男

「いかがでしたか?ウォーカー家のご子息は…」
「ふんッ…兄弟揃っていけ好かん」
「………何かあったのですか?」

ソファにどかっと座った五十嵐に真木は腕を差し出した

鋭利とも言える五十嵐の犬歯が真木の腕に深々と刺さり、彼の血液を喉へと流し込む



「原種の血の味なんか…大して変わらんやろ」

真木の血を飲んだ五十嵐は、汚れた口元を拭い「なぁ?」と同意を求める

「原種の最後の生き残り…『鮎沢美咲』か…おもろい奴や」



自分が最後の生き残りと信じて
他の吸血鬼を葬る原種

本当に自分だけが最後だと思っているのだろうか?
何を証拠に…?



「クククッ…これからどうなるんか、見物やなぁ」



高笑いする五十嵐を見つめる真木



薄く開いた真木の瞳が紅く光っている事を…

この時はまだ五十嵐虎だけが知っていた













…って、。ラストもあったのですが

どう考えても続き書かなきゃ終われないだろう?このラスト!!と思ったのでやめました

でも、真木は細目ですからね、開眼した時目が紅いとかおいしいなぁ…とは、書き始めた時から思ってました



五十嵐とジェラルドが手を組んで、ラスボスになる。って展開ですが…
すぐに書けそうも無く、このままお蔵入りにしようと思っていたのですが…『深紅の螺旋』が好きだと仰って下さる方も多かったので日記で一部消化させていただきました



続きが書けるとしたら、もっと私に余裕が出来て、ジェラルドの背景も明らかになって、また悲しいお話が書きたくなった頃だと思います

その時は美咲と碓氷の結末も書くだろうし…
最期も書くだろうし…



今はまだ書く予定はありません(^^;)





今日は旦那の帰りが遅いから色々遊んでしまった
夕飯作らなくてはッ!!

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15:55
んー…(="=;)
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風邪引きでテンションがおかしい水音です
こんにちは(^^)



きゅうりの塩揉みをしていて…
いぬぼくの蜻様ごっこをしてたのは私ですorz



「このきゅうりめ!こうか!?こうが悦いのか!?」

きゅうりを薄切りにする

「切られた場所に塩を塗られて悦ぶとは…なかなかのドM!!」

きゅうりに塩をかけて揉み揉み

「そんなに濡らしおって!!このメス豚がぁ!!強いのが好みか!?ふはははは」

最後に水気をきつく絞る

「どんどん溢れて来るではないか!このドMめが!!全て搾り取ってくれるわ!!」



………最近、料理が楽しいです(=ω=*)←
先日は豚肉でやってました(笑)








サイトの方は久々に新しいコンテンツを作ろうと弄っているのですが…



どこをどう弄ればいいのか…

頂き物をupしたいのだけど…
色々頂いておきながら全然up出来ていない無礼者ですみません(TT)



どこにどれを入れようか…
R18は分けて…小説も入れたいな…
全部纏めてbookコンテンツに収納するのが都合いいかな…

悩む…(´Д`)

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