拝啓、私の主様

□第二章 殺戮武人
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「……」


?「……」


「……」


?「……」


(何だ、この状況)


私は今、やけにオシャレな仮面の男と対峙していた。


顔を覆う独特な形の仮面には白と水色のラインが入っており、そこには小さな穴がいくつか開いている。


その仮面から出ている髪は長く、綺麗な金をしている。


おまけにフワフワだ。


まあとりあえず第一印象は…




(息出来るのか?)


それはさておき。


何故こんな事になったのか。


それは数十分前に遡る―――。



*
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