魔法少女リリカルなのは ASTRAY

□第5話
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と、今は授業が始まった直後のようで、少しざわついている。と言うか先生はガチガチに緊張している。

新任なのか?

そのせいか、生徒の方もどんな親が来ているのか気になっているのか、後ろをチラ見したりしている。

もちろんギルダ(さっきの女の人もだが)は回りから見てズバ抜けて若いため、注目される。

もっとも、ルイスはそれ以上にに注目されているようだが…

で、生徒からはこんな小声が聞こえたりする。


生徒1「あの人って◯◯君の親だよね?」

生徒2「うん。ってかあの2人やけに若くないか?」

生徒3「確かに高町さんの親も若かったけど、あの2人はそれ以上に…」

生徒4「あの肩に座ってるちっちゃいの(言うまでもなくルイスのこと)可愛いーっ」


その声が耳に入ったのかヴィヴィオ、コロナ、リオも後ろを見てギルダとルイスに気付く。


リオ(ぁ、ギルダさんだ)

コロナ(来てくれたみたいね)

ヴィヴィオ(やった♪)


3人がギルダに気付くと、ギルダはよっす、とジェスチャーを、ルイスは軽く手を振る。

この3人は基本的に優等生なので、口には出してないが、嬉しそうだ。

ちなみにリオとコロナの親は既に来ていたため、その2人は前を向いてた。

ヴィヴィオは数日前からなのは達が来れないと聞いていたので不機嫌だったようだが、ギルダに気付いて笑顔になったようだ。


先生「ぁ…ぇと…ぉ、親が来てるからってききき緊張ししししないで、おおおおお落ち着いてじじじじ授業やりますよ

生徒「せんせー。先生が一番緊張してますよー」

他生徒「アハハハハハハ」


むしろ緊張しすぎだろ


先生「ぅぅ…と、取り敢えず始めますよ!教科書の…」


最初は恐ろしくグダグダだったが、無事授業は始まる。


ギルダ(ぇっと…フェイトの話だと、ヴィヴィオ達を心の中で応援すれば良いんだよな。で、なのはの話だと念話とかも禁止…っと。よっし、ヴィヴィオ、コロナ、リオ頑張れよー!)


フェイトの理論は正しいのかは微妙な理論だが、、それのせいでヴィヴィオ達3人はずっとプレッシャーを感じてたのは余談である。






で、授業が無事終わり、その次の授業も終わって下校時間になる。

ちなみに参観日の授業は午前のみらしい。


ルイス「お腹すいた〜」

ギルダ「もう少しの我慢だ。すぐにヴィヴィオが来るはずだから」

ヴィヴィオ「ししょ〜」

ギルダ「ほら。噂をすれば何とやらだ」


校門前でルイスと雑談しながらモニターを開いて教導メニューを組んでいるギルダの元にヴィヴィオが駆け寄ってくる。


ヴィヴィオ「師匠が来てたんですね」

ルイス「なのはさんとフェイトさんに頼まれてね〜」

ギルダ「そ。まぁアインハルトんとこも行きたかったから1時間しかいられなかったけど」

ヴィヴィオ「ぁ、それでいなかったんだ」


と、こんな感じで雑談しながら歩いてレールウェイの駅に向かう。
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