僕らの幕末戦争
□僕らの幕末戦争 第3戦
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太一side
この日の晩、俺たちは雪村の知人に会いに行った。だが知人はおらず諦めて宿に帰ろうとした
ーぎゃはははー
「ん?」
「どうかしましたか?」
「いや…今何か聞こえなかったか?」
「え?何か聞こえたんですか?」
「あ、あぁ…」
ー血ぃ血を…!!!!!ー
今度は間違いではなさそうだ。
「雪村!!先に宿に戻っていろ!!必ず戻る」
「え!!さ、斎藤さん!!」
俺は後ろで雪村の声を聞きながらも俺は声がした方に走った
何か…嫌な予感がする…。
何か、とてつもなく…嫌な感じが…
*