戦慄の絆

□戦慄の絆 06
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シュウヤside



目に涙を溜め、俯いてグラウンドに向かった。




僕って…本当に泣き虫…




教「始めるぞ」




僕は、エンシャントダークというチームに入り、誰かと変わった。




試合が始まる前までずっと、俯いていた。




試合が始まった途端に、今日言われた事が一気に頭を流れた





ーお前は二度と帰れないー




ーアナタは二度と帰れないー




ーアンリミテッドシャイニング エンシャントダークー




ー此処で仲間を探すー




もう…雷門には戻れない…。




ならば…此処で生きていくしかない






僕の中で色んな物が弾けた





勢いよく上を向いて…




「うわああああああああ!!!!!!!!」





みんな、ギョッとしてコッチをみた





その瞬間!!







背中から黒い霧が出て僕の回りを包んだ。





もう…どうでもいいや…





ー諦めてはいけないー





え…?





ー1人ではない。我らが共にいるー





ーだから言ったでしょう。1人じゃないと…ー





うん





ーそれだけを言いたかった。これからは、ダークネスの俺ではなく…最強の化身…アイツに覚醒する。





最強の化身?





ーそれは見てからのお楽しみよー




と、ネフティーが言いながら消えた





ネフティーが消えると、黒い霧が晴れ、僕は地面に俯いてペタリと座っていた。後ろを見ると、ダークネスが力強く頷いた





その瞬間、僕は真っ正面にいる敵を見据えた




















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