戦慄の絆
□戦慄の絆 07
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シュウヤがハデスと喧嘩してい崖からジャンプした頃
「シュウヤいた?」
「いや、こっちにはいなかった」
「お前たち、何をしている」
白「教官、シュウヤを知りませんか?」
「知らぬ」
「うあああああああああああ」
どこからか、けたたましい叫び声がきこえた
辺りをキョロキョロしていると
「ぶべし!!!」
変な声は牙山教官からだった。
「あ、教官。ちょうど着地場所に教官がいたもんですから、僕のせいじゃありません。…あくまで教官がその場所にいたからですよ?」
シュウヤside
僕が着地場所に行く前に教官がちょうどこの場所に来た。
それに、教官なんか、どうでもいい
僕は、今、物凄く不機嫌だったから
[だから、我のせいではなく、主の力で]
「僕の力?僕に崖が壊せれる力があると思う?」
[だから、それは、主の]
「うるさい!!僕は一昨日まで雷門の生徒だったんだよ?」
[我と光の創造神ネフティーが覚醒したせいだ]
「ほら、やっぱりハデスのせいじゃないか!!」
シ「シュウヤ、独り言なんか言ってどうしだの?」
「独り言じゃないもん。ハデスと話してるもん」
教「化身と会話できるだと!!」
「うっさい!!ハゲは黙ってろ!!」
白「化身と会話できるなんて…」
「ハデスが喋ってきたから…あれ…何か……身体から力が……」
ードサッー
白「シュウヤ!!」
[我と話し過ぎたせいだ。主は究極の対になる化身を二体持つ故に、身体がいきなりのことで慣れてはおらぬ。]
白「俺に化身の声が!!」
[距離が近ければ我の声なら届くであろう]
「白竜、シュウヤを医務室へ運ぼう」
「そうだな…よし、俺が背負っていこう」
シュウside
シュウヤが化身と話しをしていたのは驚いたけど、実際に僕も話してるしね。化身と。
僕が化身と話しが出来ることは置いといて…
プライドの高い白竜が弟を運ぶなんて思わなかった
やっぱり、白竜は…
やめてよ…
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