戦慄の絆

□戦慄の絆 07
4ページ/4ページ

シュウヤがハデスと喧嘩してい崖からジャンプした頃





「シュウヤいた?」




「いや、こっちにはいなかった」




「お前たち、何をしている」




白「教官、シュウヤを知りませんか?」




「知らぬ」




「うあああああああああああ



どこからか、けたたましい叫び声がきこえた





辺りをキョロキョロしていると





「ぶべし!!!」





変な声は牙山教官からだった。




「あ、教官。ちょうど着地場所に教官がいたもんですから、僕のせいじゃありません。…あくまで教官がその場所にいたからですよ?」





シュウヤside




僕が着地場所に行く前に教官がちょうどこの場所に来た。




それに、教官なんか、どうでもいい





僕は、今、物凄く不機嫌だったから




[だから、我のせいではなく、主の力で]





「僕の力?僕に崖が壊せれる力があると思う?」




[だから、それは、主の]





「うるさい!!僕は一昨日まで雷門の生徒だったんだよ?」





[我と光の創造神ネフティーが覚醒したせいだ]





「ほら、やっぱりハデスのせいじゃないか!!」





シ「シュウヤ、独り言なんか言ってどうしだの?」




「独り言じゃないもん。ハデスと話してるもん」




教「化身と会話できるだと!!」




「うっさい!!ハゲは黙ってろ!!」




白「化身と会話できるなんて…」




「ハデスが喋ってきたから…あれ…何か……身体から力が……」




ードサッー




白「シュウヤ!!」




[我と話し過ぎたせいだ。主は究極の対になる化身を二体持つ故に、身体がいきなりのことで慣れてはおらぬ。]




白「俺に化身の声が!!」





[距離が近ければ我の声なら届くであろう]




「白竜、シュウヤを医務室へ運ぼう」




「そうだな…よし、俺が背負っていこう」






シュウside



シュウヤが化身と話しをしていたのは驚いたけど、実際に僕も話してるしね。化身と。




僕が化身と話しが出来ることは置いといて…






プライドの高い白竜が弟を運ぶなんて思わなかった





やっぱり、白竜は…





やめてよ…

















前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ