戦慄の絆
□戦慄の絆 033
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シュウヤside
僕が下がってから、試合は急展開になった
スコアボードには
5ー5
あぁ…終わったんだね…
最期の試合が…
もう、憎しみに染まったまま消えたい…
僕は試合会場が歓声に包まれている中、静かに会場を後にした
聖帝の所には行かなかった
白竜side
試合が終わった
俺としては大切な物を取り戻した最高の試合だった
「な…なぁ…白竜………シュウヤは?」
カイが恐る恐る聞いてきた
「は?」
「だって…シュウヤ………消え……ぅわっ!」
カイが言葉の途中で途切れたと思ったら、カイが金色の光に包まれた
見ると、俺、シュウ、カイ、が金色の光に包まれていた
シ「ちょ、何これ!」
シュウがいったとたん頭の中で声が響いた
(シュウヤが待っている…私たちがあなた方に…あの時の過去を見せましょう。)
(シュウ…お前にとっては苦しいかもしれない…だが、心してあの時の本当の真実を知ってほしい)
*