戦慄の絆

□戦慄の絆 033
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シュウside




いきなり、頭の中に声が響いてきた




神は降り立った。
名も無き島に降り立った

神は考えた。この孤島にどうやって人類を作るか、神は必死に思考を巡らせ考えた。考えた末に神は思いついた。神は自分の半分の力を分け与えた子供を作った。神の子供は四人いた。男女二人ずついたが三人は神の力が均等に分けられず全て、一人の子供の中に還ってしまった。神と残された神の子は また考えた。なぜなら、女子二人に子供を生まそうとしていたから。そしてある方法を思いついた。それは神の最後の力を使い、男女二人…アダムスとイヴンを作った。神は死に、神の子は数百年後に生まれるためイヴンの中に還った。数百年後に同じ顔をした双子が生まれる。その日は皆既日食が起こり双子の…………




白(これは…)




カ(………)




シ(これは島に伝わる伝説だよ)







突然辺りが真っ暗になりいきなり、辺りが変わった






(兄さん、シュカ、木の実取りに行こう)




白(なっ!シュウヤ!?)




(シュカ、いっぱいとれるところ知ってるよ)




(じゃあ、今日はシュカが先頭で行こうね)




シュウ(シュカ…!?)




カイ(シュカってまさか…)




白竜(シュウとシュウヤの妹!?)








また、場面が変わった




今度は、シュウヤが守り神の近くで泣いているところだった




シュウ(僕は…この場面知らない…)





(兄さん…どうして…どうしてだよ!あんだけ、シュカを助けるために、頑張ったじゃないか。なんで…僕は大切な妹を助けられなかったんだ、兄さんをもっと…もっと注意深く見てれば良かった!…誰も助けられないんじゃ…僕は神の子の資格なんてない!)




シュウ(…やっぱり……シュウヤが神の子)










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