戦慄の絆

□戦慄の絆 014
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シュウヤside




カイ達に、強制に食堂へ連れて行かれた




「カイ…僕ね、「あ、シュウもいるよ!!」…」




「カイ、話を…「シュウ〜」…もういい…」




「あれ?シュウヤ初めてだよね?一緒に食べよう」




「え?…うん」




「さ、おいでよ」




兄さんは、自分の目の前を指差した。




僕は、そこに座った




すると…




「シュ…シュウヤ!!!」




「白竜!白竜も一緒に食べよう」




「なっ!!」




「白竜、シュウヤの隣に座りなよ」




「い、いや。俺はいい。」




「遠慮しないで、座りなよ」




「………」




白竜は無言で座ると、一人でもくもく食べていた




「?」




僕は、白竜が食べている物を見た




「ぎゃー!!!!!!!!」




食堂に、僕の悲鳴が響いた







シュウside




いきなり、シュウヤが叫んだ




シュウヤは、ガクガク震えていた




「に…にににににににににに兄さん!!」




「シュウヤ!?どうしたの?」




「カカカカカカカ…!!」




「カ?」




「カレー!!!」




「「「え?」」」




「カレーかんか、見たくない!」




「あ…そっか。」




「いったい何だ。」




「シュウヤはね、食べ物が食べれないんだよ」




「え!?」




「身体が、受け付けないんだよ」




「そうそう。だから、魚しか食べれないんだよね」




「なら、今から魚を料理してもらえば?」




「いや、兄さん。今日はカレーだから無理だよ」




「じゃあ、釣ってきたら?」




「………」





結局、僕はそのまま、何も食べなかった









とある、夕食の事情

























 

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