戦慄の絆

□戦慄の絆 021
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シュウヤside




白竜に聞いた場所はエンシャントダークの練習場所だった。




歩いていくのは面倒くさいので、森に生えている蔦を使って行くことにした




「よっ、と、」












シュウside




いきなり、木々がガサガサいった




あ…きっとシュウヤだね。




ちょうど、試合も終わって今話し合いをするところだ




ーガサガサ!!ー




西「ね…てててて天馬…木が風もないのに揺れてるよ…」




狩「まさか、幽霊だったりして」




天「まさか…ね。」




「あ〜そうそう。君たちに紹介しておくよ。エンシャントダークの…もう一人の副キャプテンにして、僕の弟……シュウヤだよ」




剣「え………シュウヤって…」




天「シュウヤ………先輩?」




倉「…なわけ……ねぇだろ…!!」




やっぱり、直感で感じるんだね?






そして…綺麗な着地音がした。




ートサッー




「あ、兄ちゃん!!」




「ドコ行ってたの?」




「ごめん。ちょっと、話してた。」




「ふーん…あ、シュウヤ…お客さんだよ」




「え?…………あ」




天「シュウヤ……先輩!!」




剣「シュウ…ヤ…さん。」




「久しぶりだね。雷門イレブン」




剣「…でも、まて!!」




天「どうしたんですか!?」




剣「今さっき、コイツはなんて言った?」




天「え?…エンシャントダークの副キャプテンで…僕の弟……弟!!」




全員「弟!!!!!」




「ぷっ!!みて思わない?容姿とか似すぎでしょ!?」




「兄ちゃん、笑っちゃ……ぷっ…フフフ」




「シュウヤだって、笑ってるんでしょ!!」




「だって、これだけ似てて気づかないなんて…!!」





ー暫くして…ー




『ごめんね…で、何の話?』




「この森の話」




『どうせ、森を使って特訓したいとかじゃないの?』




「よくわかったね。」




『いいんじゃない?その方が…おもしろいし』




「…この森…君たちの自由に使っていいよ」




天「なんで、急に!?」




「君たち、この島で強くなりたいなら手伝うよ。僕たちが」




『は?僕たち?』




「シュウヤもだよ」




にっこり笑顔のまま、シュウは僕の肩をもの凄い力で掴んできた




『いっ!!』




「いいよね?シュ・ウ・ヤ」




『は、はい』





怖えぇぇぇぇぇ!!






























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