戦慄の絆
□戦慄の絆 033
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「選手交代!シュウヤ下がれ!」
「え……」
「聖帝からの指示だ。」
「ちょっと待ってください!僕はまだ行けます!それに僕にはもう時間がな……(バチっ)…っつ…」
「下がれといっている。もう一度叩かれたくなければ下がれ。」
「…はい」
シュウヤは叩かれた頬を押さえ、ベンチに入っていった
白竜side
「教官、なぜシュウヤを下げるのですか!」
「聖帝からの指示だ」
「なっ!」
「早く試合に戻れ」
なぜだ…なぜシュウヤが…!
シュウside
シュウヤ……時間がないってどういうこと…
時間が無いのは僕じゃないの?
どうして…あんなに憎かったのに……今は…今は…………とても
哀しく感じる
*