君に会えて

□君に会えて 第26夜
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総司「早く意識が戻るといいね」



総太「あー…うん」



総司「目覚めてほしくないの?」



総太「いや、そういう訳じゃないんだ…ただ…」



総司「ただ?」



総太「このまま目覚めない方が狙われる危険無くなるんじゃないかなって思ってさ」



総司「そっか…でも、目覚めてくれないといろいろ困るんじゃない?」



総太「そうだね…」



総司「あっ僕、総悟くんに用があるんだ
ちょっといってくるから、
君はここで待機しててくれる?」



総太「わかった」



裏手に向かう沖田を見送り



することもなく俺は星空を見上げていた



沖田が行ってどのくらいたっただろう



不意に総悟が走ってきた



総悟「おー総太じゃないですかぃ!!所で総司見てないですかぃ」



総太「え…」



胸騒ぎがする



総太「沖田なら総悟探すって」



総悟「俺を?
俺はいつものとこにいやしたよ?
裏には総司なんて来てないですぜぃ?」



総太「そんな!!」



総太「沖田がいないことトシとかに伝えた方が…」



総悟はブツブツ呟きながらトシに伝えに行った
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