君に会えて
□君に会えて 第33夜
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出発した頃総司は…土方さんと合流していた
歳「総司!!」
総司「土方さん!!…土方さん。近藤さんをどうしたんですか?」
歳「近藤さんは新政府軍に投降した。最期は斬首に処されたそうだ」
総司「総太くん!… 何を…何をしてたんですか!」
僕は土方さんの胸倉を掴んだ
近藤さんもそうだけど総太くんが!!
嫌だ!!考えたくない!!!
総司「あんたがついていながら、何で近藤さんが投降したんですか!?」
総司「どうして、助けなかったんですか!?あんたなら、できたはずだ!!」
歳「ーできなかったんだよ!!」
土方さんも怒鳴り出す
歳「俺は助けたかった、助けようとしたんだよ!好き好んで近藤さんを見捨てたわけじゃねぇ!」
総司「…それでも、近藤さんは…」
平助「土方さんだけ攻めないでやってくれ。俺たちだって…」
永倉「そうだぜ…」
胸ぐらを掴んだ手がだらりと力無く垂れた
そして…僕は土方さんを殴ろうとした
だけど誰かが庇った