君に会えて
□君に会えて 第35夜
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総太side
近藤さんと別れた後、俺は新政府軍がいる山の中腹あたりに行った。俺は、新政府軍と戦うために鬼の姿へ変わり敵陣に乗り込んだ
「新政府軍の皆さんどこ行くの…?」
政「な、何者だ!!」
「何者でもいいでしょ…あんたら、新選組の敵でしょ?なら、斬る」
政「ふっはっは!!たった一人で何ができる!!」
「…一人で何ができるか試してみる?」
俺は刀を抜き次々と、夥しい数の新政府軍の人間を斬っていった。
悲鳴や血が絶え間ない。
俺の身体はいつしか、服、顔、髪を中心に血塗れになった。刀も例外ではない
政「つ、強い!!」
政「たっ助けてくれ!!」
逃げる奴、挑んでくる奴、震えてる奴…様々。だけどそんなのお構いなしにどんどん斬ってくる
俺は、無心で切り続けた。
一人の奴が俺に斬りかかってきた。
普段の俺ならかわせたはずだ。だが今回は疲労に疲労が重なりさらに血の水たまりに足を取られぎりぎり交わせれた。
その際、髪を斬られ延びる前の長さと変わらないくらい斬られてしまった。
「チッ…」
俺の髪は宙に舞ってはらはら落ちていった
そして…
*