幸せの代償

□時
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総太side


戊辰戦争が終わって7年か…早いなぁ…。そう言えば土方さんや総悟は元気なんだろうか。



伸びた髪がそよそよと風に揺れた



あ、皆さん。お久しぶりです。沖田総太です。皆さん、お元気ですか?俺と総司はのんびりと暮らし総鬼は本州で剣術を学びに行ってしまった。



この7年で小さな変化があった。俺と総司は本州へあまり行かなくなった。総司が行きたくないらしい…。意味分からん…。後、この島に神・龍河(シン・ヨンハ)っていう少年がきた。なんでも清からきた留学生らしい。神は4年前から住んでいる。そして、俺は最近、体調が悪くずっと寝込んでいる。
































「総太、少しはよくなった?」



総司が襖から顔を出した



「う…ん。」



「夏風邪かな…?」



夏風邪の時期なのかな…?



「わかんない…総司…今日…定期船の日だよね…悪いけど行ってきてほしい」



「もちろん、行ってくるよ。総太、帰ったら夕御飯作るね…」



「うん、ごめん…」



総司が襖を閉めて出て行くと俺の意識はなくなった










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