幸せの代償

□喧
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総太side

山崎に風呂屋に連れて行かれ身体を綺麗にした後は髪を結ってもらい、ターミナルの下で待ってた。



すると、向こうの方から一際綺麗な女性がやって来た。



「あの、沖田総太さんですか?」



この人、もしかして



「はい。僕の名前は沖田総太です。」



「初めまして、私は美鈴と申します。普段は小鈴の名前を使ってます。さぁ、行きましょう」



そう行って、美鈴さんに案内された所は、超有名な和食屋だった。今日はわざわざ貸し切ってもらっていた。そして、互いに席に着いた。


「あの、単刀直入なんですが、貴方とは結婚できません」



美鈴さんの顔を見た後、頭を下げた。



「総太さんは、既に愛してらっしゃるお方がいるのですね…。」



美鈴さんは少し困った顔をしていた。



「はい、えっと、美鈴さんにははっきりいいますが、男の人と付き合ってます」



その瞬間、美鈴さんの目が輝いた。



「総太さんは、男性とお付き合いしてらしたのですね!真選組に援助金を1週間ごとに払います!だから、総太さんの馴れ初めを教えてください!」



美鈴さんは別人のように興奮しながら俺の話に耳を傾けた。







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