短編

□おくりもの
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松来はたしか・・・

『ワタシは鈴村さんに、自分のCDを
宣伝ついでに渡そうかなって』

自分のCDかオイ。
しかも宣伝ついでて。

ハイ、もちろんボツ。

杉田は何ていってたかなぁ・・・

『俺はこの身を捧げまぶはぁっ!!!』

あぁ、しばいたんだった。

ハイ、次。

岩田さんは・・・

『ピンピンの誕生日??んー、そーだなー・・・
とりあえず、酒??』

健一がベロベロになったら処理が大変だし、
それもまたスペシャル感がないし・・・

鳥海さんはたしか・・・

『誕生日??
とりあえず櫻井が××して(以下自主規制』

とまぁ、放送コードスレスレのことを・・・

結論から言うと。

まともな意見が何一つなかった。

俺はちゃんと、アイツに形に残るものを
贈りたいんだよなぁ。

ふぅ、いったいどうしたものか・・・

同じようなことをずっと
グルグルと考えながら歩いていた。

時計を見ると・・・次の収録の時間が近い。

結局俺は何も買わずに
ラジオの収録現場へと足を運んだ。



************************



収録が始まり、
順調にコーナーを消化していく。

そして最後の、



リスナーからのおたよりコーナー。



・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ。
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