短編
□おくりもの
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松来はたしか・・・
『ワタシは鈴村さんに、自分のCDを
宣伝ついでに渡そうかなって』
自分のCDかオイ。
しかも宣伝ついでて。
ハイ、もちろんボツ。
杉田は何ていってたかなぁ・・・
『俺はこの身を捧げまぶはぁっ!!!』
あぁ、しばいたんだった。
ハイ、次。
岩田さんは・・・
『ピンピンの誕生日??んー、そーだなー・・・
とりあえず、酒??』
健一がベロベロになったら処理が大変だし、
それもまたスペシャル感がないし・・・
鳥海さんはたしか・・・
『誕生日??
とりあえず櫻井が××して(以下自主規制』
とまぁ、放送コードスレスレのことを・・・
結論から言うと。
まともな意見が何一つなかった。
俺はちゃんと、アイツに形に残るものを
贈りたいんだよなぁ。
ふぅ、いったいどうしたものか・・・
同じようなことをずっと
グルグルと考えながら歩いていた。
時計を見ると・・・次の収録の時間が近い。
結局俺は何も買わずに
ラジオの収録現場へと足を運んだ。
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収録が始まり、
順調にコーナーを消化していく。
そして最後の、
リスナーからのおたよりコーナー。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ。