短編
□つぶやき@ﾘｸｴｽﾄ作品
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4月1日。
今日は珍しくニコニコ軍団で飲みに
来ている。
俺、くりあん、みちゃ、赤飯、げろりん、
Fooさん、たけちゃん、ねるたん･･･
そして、蛇足さん。
何でこのメンバーかって?
フラグ立たせるには充ぶｎ(ｒｙ
いや、深い意味はありませんよ???
居酒屋に入って座席に座るなり、皆暗黙の
了解で生中を頼みだす。
『かんぱーい!!!!』
声に合わせてジョッキをぶつければ、
そこからはもうやりたい放題だ。
(勿論、常識の範囲内で。)
俺も今日はタクシーで帰る予定だから
車の運転のこと等も気にせず飲める。
そう思って初っぱなから飛ばしていた。
とりあえず、俺は蛇足さんの隣をキープ。
そういうときだけはマメだからね俺は。
ってか･･････
ぽ｢蛇足さん、飲むペース早っ!!｣
蛇｢んー?そう??｣
ぽ｢あの、蛇足さんってお酒そんなに
強いイメージないんですけど･･･｣
イメージというか、今までの経験上ね。
蛇｢だいじょうぶだいじょうぶー。｣
ぽ｢無理はしないで下さいよー。
心配なんですから｣
蛇｢ん、何で心配なのー?｣
ぽ｢何でって･･･殿が好きだからに決まって
いるでしょう!!!｣
決まった!!!!!
蛇｢････････････････ふーん。｣
くそう!!!
4月1日 ぽこたのつぶやき
『まんをじしてこくったのにふられたけど
どういうこと』
俺はこの悔しさを文にぶつけてつぶやいた｡すると。
『えっ!!?ぽこたんコクったの??』
『ふったやつでてこい』
『みんな、今日の日にち見てみろよ』
皆からの反応が･････。
っていうかちょっと待て!!!
このままでは『エイプリルフールだから』
と蛇足さんに一掃されてしまう!!!!
4月1日 ぽこたのつぶやき
『えぁエイプリルフールとかじゃないけど』
コレでよしっと。
赤｢ぽこた、何してるんー?｣
ぽ｢いや、別に｣
俺に声を掛けてきた赤飯は、
大分酔ってきていた。
赤｢なぁ、今から歌おっ!歌おっ!!｣
確かに備え付けのカラオケマシンがあるが､流石にココで歌をうたうのは。。。
蛇｢おーいいじゃん｣
!!!??
まさかの殿がノリ気だった。。。
ぽ｢殿っ!!ココで歌ったらアナタの場合
一発でバレますって!!!｣
蛇｢いや、個室でしょ?｣
そっかー個室かー。
なぁんだー。
ぽ｢あんなところに成人男性が10人も
収まるはずがないでしょうが!｣
赤｢イケるイケるー｣
結局俺は赤飯と殿にほだされて、個室に
入室したのだが。。。
ぽ｢やっぱり狭いじゃん｣
栗｢本当にね(笑)｣
ぽ｢あれ、くりあん歌わないの?｣
栗｢そうだなー、もうちょっとしたら歌う｣
ぽ｢そっかー、俺はどうしよっかなぁ｣
栗｢あ、次蛇足さん歌うっぽいよ!｣
ぽ｢!!!!!!!!!!!!｣
････････蛇足さん、あんなに呂律が回って
なかったのにめっちゃ歌えてるじゃん｡
蛇足さんはキッチリと歌いきり、座席に
戻ってきた。
栗｢蛇足さーん!お疲れー!!｣
蛇｢あー、Clearー。
ぽこたに襲われてなかった?｣
ぽ｢俺が襲うのは蛇足さんだけです｣ｷﾘｯ
蛇｢あ、次赤飯だー｣
ぽ｢無視しないでー!!｣
蛇足さん･･･曲者だなぁ。。。
4月1日 ぽこたのつぶやき
『殿ちゅっちゅ』
一応、愛を込めてみた。
ツイッターにだけど。
赤飯の歌を聴きながらツイッターを
眺めていると。
蛇足さんからのリツイートだとおおお!!!?
4月1日 蛇足のつぶやき
『赤飯歌うめぇwww』
おいシカトか。
蛇足さんのスルースキルは大したものだ。
俺の隣で涼しげな顔をしてツイートしている蛇足さん。
4月1日 ぽこたのつぶやき
『相手して(´・_・｀)』
こっちはすごく切実です。
あ、赤飯の歌終わったわ。
なんかすごいこっち見てるんだけど･････
赤｢次、歌いなよ!!｣
ぽ｢え、いいよ俺は｣
笛｢いやいやぽこちゃん歌いなよー｣
ぽ｢んー、じゃあFooさんまでそう言うなら｣
俺はダンシング☆サムライを
歌いきりましたよ。
席に戻ると、携帯に着信が。
おとんからでした。
えぇどうせ非リア充ですから。
てかツイッターが･･･リツイートの嵐。
俺が告白したの、おなごと勘違いされて
ますがな。
4月1日 ぽこたのつぶやき
『誰が女の子に振られたっていったの…
男10人で飲んでるのに…』
これで完璧だぜｗｗｗｗ
つぶやいているうちに蛇足さんがまた
歌を歌いに席を立っていた。
流石蛇足さん、人気者だなぁ。
･･･････････････････あああああっ!!!!!
4月1日 ぽこたのつぶやき
『殿が違う席にいってしまったなう』
歌い終えて席に戻った殿は俺の隣ではなく、げろりん達の方へ行ってしまった。
寂しいよー寂しいよー。
暇で仕方がないので烏龍ハイを啜っていた｡
パッと顔をあげたら、殿と目が合った。
が、目を逸らされた。
心が･････折れそうです･･･････。
そんなことを考えていたら、気づけば
殿からリツイートされていた。
4月1日 蛇足のつぶやき
『下ネタ封印したら遊んであげるー』
････････････････････それは、永遠に
可能性はありません、ってことスか?(泣)
っていうか･････
4月1日 ぽこたのつぶやき
『目の前にいるのにﾂｲｯﾀｰなのwwww』
なんかちょっと切ないです。
それから返信はなく、俺たちは散々
飲み明かした。