07/21の日記

11:11
三国恋戦記〜オトメの兵法!〜 PC
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この作品は、絵を見てプレイを断念してしまった人も多いことと思います
実際櫻も、パッケージを見てプレイを断念した一人でもあります
ですが、それだけでプレイを断念するには惜しい作品だと思います
プレイしてみると、この作品の良さがすごくわかると思います
苦手な絵だって、だんだんかっこよく見える不思議
そして何より、シナリオがきつく胸を掴んで放してくれません
それくらい素敵なシナリオがたくさんあります
キャラエンドロールで、シナリオの一部をキャラ視点でやっていたところにも驚きました
おかげで飛ばすに飛ばせず、結局最後まで見てしまいました
しかも、同じキャラの2周目はエンドロールでやっていたシナリオを音声付で見ることができます
それに、2周しないとスチルが全て集まらないキャラもいます
主人公の花もかわいいです
あらすじのようなものとしては、普通の女子高生の花はある本と出会い、三国志と似たような世界に飛ばされてしまう
そこで出会う武将と花の愛の物語といったところでしょうか(笑)
攻略キャラが多いのでなるべく感想は短めにしたつもりなだけの長い感想をどうぞ(笑)


☆玄徳
もしも櫻にお兄ちゃんがいたら、こんなお兄ちゃんがほしいなあと思います
優しくて、頼りになって、素敵な人柄ですね
だけど、玄徳ルートはその優しさが花の不安の種になってしまう訳なのですが……
過去に飛ばされてしまって、子供を預かる話は良かったですね
特に泣き喚く赤ちゃんに高い高いがダメなら低い低い、とか普通考えないですって(笑)
疲れて寝ちゃった花の代わりに赤ちゃんを寝かせる玄徳の父親っぷりときたらもうお前ら夫婦か!
そう言えば、バットエンドなんですけど、赤ちゃんを誰かに預けないで2人で過去の時代で育てようという話があるんですけど、あの話をもう少し長めにやってほしかったです
地味にあのバットエンドは好きでした
最近殺されるバットエンドしか見てなかったので(笑)
過去から戻って、玄徳に冷たく当たられる花
玄徳に婚約者ができて、花がそれに対してどす黒い嫉妬心を持っている話好きです
もう花の心の中でずるい、悔しいなどと思いながら泣いちゃうとかもうこっちまで泣きそうになりました
そして、寝てる花にキスとか!
そんなにおいしいエピソードを1周目でやらないところも……!

☆雲長
この作品の中では一番重い過去を持っている雲長
実際重いわ、だって、花と同じで本から三国志の世界に飛ばされたただの現代に生きる人間なんだものっ
共通ルートのあの冷たい態度は同じ境遇の花へ対するものだったんだと理解
本当の名前は長岡くんですよ
長岡くんは雲長として3回の人生を生きていくうちに昔の自分を忘れていくんですけど、4回目の人生でようやく花と出会います
そして、花の人柄に触れてだんだん昔の自分を思い出していくわけですよ
本に囚われて、生きることを諦めたい雲長は花を突き放して、お互いに心が傷ついていきます
その割に他の男が寄ると、一丁前に嫉妬してますからねかわいい
乗馬の練習そこでする?wみたいな
それがのちに役に立ったんですけどね
最後に現代に帰る時の一緒に物語を終わらせるところは良かったです!
こういうシナリオ待ってた!
そして、後日談では転校生として雲長さんもとい長岡くんと出会うんですね
年上だから、先輩か先生だと思っていたんですが、まさかの同学年
後日談の中では一番好きです^///^
やっと会えた的な話好きすぎて困ります
しかし、ふと思ったんですが、雲長さん以外のルートだと、雲長さんは現代に帰れないままだし、また死んで、同じような人生をループしていくのかと思うと少し怖いです

☆翼徳
2番目に攻略しました
理由はパッケージの絵が気に入らなかったから(笑)
印象としては、寂しがり屋な泣き虫ですかね
いつもはわんこなのに、酒を飲むと……というギャップには萌えなかった……!ごめんっ
雲長の後ろに隠れるところがすきです
しかも、隠れきれてないところがなんというか微笑ましい気持ちになりました
心にぐっときたのは「大切にするってこういうことなんだ」と「今、笑ってる?」です
2人を見てると、恋人同士というより、ただの親子にしか見えない件についてww
手をつないで帰るところとかもう母親とその子供にしか見えなかったw
しかし、やはりそういった行動は、“家族”というキーワードに繋がっていくんですよ
たくさん家族できるといいね!頑張れ花(笑)

☆子龍
子龍は真面目で頑固で鈍感ですが、そんなところがかわいい奴でもあります
キャラ単体で言ったら、一番好みです^^
もう2人を見ているだけで、キュンキュンしました
過去に飛んだ時のハプニングはおいしかったですありがとうございました
まさか花がそこで裸で水浴びとは思わなかったし、そんなにタイミングよく子龍が来ると思ったし(笑)
もう、てんぱる花とか、裸見て赤くなる子龍とか、もうおいしいしかいえねぇ
歌妓の衣装姿色っぽかったぜ……花は化粧とかすると一気にかわいくなる不思議
子龍の歌妓姿も見たかったなあ……泣
過去から戻ってからの子龍の嫉妬がくそかわいい件について!
もう、それをからかって孔明は花に手を出すしそのやり取りがかわいいんだよくそっ
子龍はエンドロールへの入り方が特殊で、傷だらけの後ろ姿もかっこよくて……ほろり
後日談の突然の「結婚してください」には驚きました
好きという言葉をすっ飛ばして結婚してくださいだと……!
しかも、キス!……槍どけww
もうお前ら一生ラブラブしててください^^

☆孔明
いつもはへらへらしているくせに、やるときはやる男です
それに10年間ずっと花に片思いしています
シナリオの大本命です!本当に支障は泣かせるのがお好きなようで……
シナリオの切なさに涙は零れていくばかりでした
過去にノーマルエンド同様一人で飛ばされるのですが、途中から亮くんと行動を共にします
のちに亮くんが後の孔明だということが分かります
そこからの、孔明の思いと言ったらもう切なくて切なくてたまりません
好きだけど、この世界の人じゃないから、だから気持ちを抑えて距離をおく
近くにいるのに、傍にいるはずなのに……孔明は……ぶわっ(;ω;)
好感度が確認できるところで、ハートが5つ全部あると、「君の幸せを願ってる」って言ってくれるんですけど、そこだけでも話の内容が分かってしまって、本当に辛くなります
最後は涙なしでは見れないシナリオになっております
「君はこの世界にいらないんだ」と突き放して、自ら本を開き花を帰らせようとするんです;ω;
しかも、そこでエンディングですよ!?
もう、続きが気になると共に、これは素敵な話だとエンディング中に感動の余韻に浸っていました
櫻はこのあと、現代に戻ってふとした時に孔明を思い出すという悲恋エンドを予想していたんですが……
現代には帰らず、孔明と幸せになってくれる道を選んでくれました花は
その時の、孔明の頼りない表情といったらもう抱きしめてあげたい衝動に駆られました
ようやく、苦しい片思いにも終止符を打てたんだと思うと本当に良かったと思います
これからはお幸せに暮らしてくださいと幸せを願わずにはいられないくらい素敵でしたありがとうございます

☆孟徳
こいつは最初全く眼中になかったんですよ
適当に聞き流そうかな、なんて思ったくらいでしたが、それは間違いでした
彼はダメな大人でしたが、そこが放っておけない何かなんでしょうねやられました(笑)
彼はこの作品唯一のヤンデレですね最高ですヤンデレ好きですヤンデレ
まず、シナリオはくそ甘いです砂吐きそうw
それくらいべたべたに愛してくれますよ甘い人お勧めです^^
途中から花を閉じ込めようとするヤンデレに変わっていきますよ
でもそれにもちゃんと理由があって、人に裏切られたことがある為に、人を信じることができない
だけど、それでも花のことが好きで好きでたまらない孟徳の心がそうさせています
そんな孟徳を見て花は孟徳を見て怯えるんですが、その時の「ほら、君は優しくしてくれる人しか好きじゃない」って言うんですよっ
もう胸が締め付けられます><
それから花も孟徳を信じていないことが分かり、信じよう、そして信じてほしいと思うようになります
孟徳を守るために自分が重傷を負うところは感動です
「早く君の声が聞きたい」という孟徳の言葉にじーんときます
ですが、ですが!何よりも、孟徳の自分自身のお願いとして「ただ君と静かに眠りたい」という言葉にはもう泣きそうになりました
“ただ君と静かに眠ってる”話が早くみたいです
その時の孟徳はとても幸せな顔をしているんだろうな、と勝手にほっこりしています

☆文若
1番始めにプレイしたキャラです
立ち絵だけ見ると、おじさんキャラかと思って、一番にプレイしました
おじさんを攻略する趣味はないので……(笑)←好きな人に謝れ
でも、スチルを見るとそんなにおじさんじゃないし、むしろ美形だった!
真面目で堅物な方ですが、まさかのツンデレ要員なのか!
中々デレてくれない為、ずっとこのままツンツンしているのかと思いきや、過去に飛ばされた時くらいからだんだんかわいく思えてきた
火事の時にとっさに花を守るところにキュンとした///
その時に元譲さんが入ってきて「……失礼した」って笑えました
過去に飛ばされたときに、花に病気呼ばわりされているところもおもしろかったです>▽<
孟徳さんに宝石をもらってそれに嫉妬した文若さんの寝言……うまい、だと……!
花が現代に帰っていく時に、それを引きとめる文若の回りくどさといったらまぁイライラしましたね
しかし、その後の、「私の傍にいろ」にはドキッとしましたよ
ようやく言ったか、と胸を撫で下ろした場面でもありましたが
第1印象よりははるかに好感度がアップしたキャラでもありました

☆仲謀
仲謀は1番恋愛していた気がします
俺様なのに俺様じゃないっ年下俺様ってこんな感じなのか、よし、うまい(笑)
過去とかそういったものはない為、シナリオ的には軽いのですが、恋愛するという観点ではすごい丁寧に作られていたと思います
恋愛の過程っていうんですかね?すごく素敵です
最初は花のことを邪魔扱いしていましたが、だんだんと花に惹かれていく仲謀
そして、仲謀に惹かれていく花
初々しい彼らに何度ニヤニヤしてしまったことか(笑)
それ故の本がほしくて……と勘違いしている花にすごい泣きそうになりました
こういうすれ違い話好きです、最後はちゃんとハッピーエンドで良かったほろり
「頭にも酒がかかってんだよ」「じゃあ頭持ってきます」「持ってこれるのかよ」とか「頭がアンパンでできていたらいいのに」とかすごい笑わせていただきました腹痛いww
特に、後で二人きりになれないかな?という花の言葉に勘違いする仲謀がもうかわいらしくてかわいらしくて
その後の、本の話かよ!とそんな残念な君が好きです本当に
髪をかきあげて花を迎えに来た時のスチルは男らしかったですね
あんなことされたら花も手をとってしまうと思います///
年下のくせに、一番花を幸せにしてくれそうな予感がします

☆公瑾
彼は他のルートではものすごい悪役です(笑)
とくに早安ルートの彼は酷過ぎていろいろな意味で泣きましたww
笑顔の裏の彼の本心に心を打たれました
死んでしまった親友、文台のことが忘れらず、罪の意識に囚われてずっと生きてきた公瑾に花が救いの手を差し出します
公瑾ルートでは3つのエピソードに惹かれましたね
まずは、花が玄徳の話をした為に琵琶の音色が変になってしまうところです
その時の彼の動揺っぷりには微笑ましい気持ちになったものです
次に、矢に刺され、そのあと悪化して寝込んでしまった時の話です
ここで花が公瑾を罪の意識から解放してあげるんですよ夢の中で
ここがないとやっぱり本当の意味で幸せにはなれなかったでしょうね
最後には、やはり告白の話ですかね
あの回りくどさといったら(笑)本当に面倒くさいんですw
「もう帰られるんですか?」「本当にここに残る理由はないのですか?」すごいニヤニヤしてしまいます
相手に自分のことを好きだと認めさせてからじゃないと告白しないなんて!と思ったんですが、「責任とってください」って!
まさか、あなたにそんなこと言われるとは思いませんでしたよw
すごくかわいらしかったです

☆早安
隠しキャラです
公瑾さん攻略しないと攻略できません
しかし、この攻略規制かけないと、なんだコイツ的な展開になりかねないですね……公瑾さんが(笑)
他のルートでは、クールというイメージしかなかったわけですが……
あの笑顔はたまらん!
何あれ、あんなにクールなのに、なんで笑うのマジかわいいーー
孫兄弟とは腹違いの子供の早安は、自分の居場所がありませんでした
ですが、花の素直な行動によってだんだん早安の気持ちにも変化が訪れます
花が公瑾に殺されるところを早安が守って「花には触れさせない」ってところにキュンとしました
早安が告白するところも好きですが、何といっても、後日談は何とも生活感のある子でしたね
お医者さんになって質素に花と二人暮らしとか……!
スチルの時の笑顔幸せそうで良かったです
家を新しくしようというくだりがすごく好きです><

☆ノーマルエンド
晏而さんとの恋愛フラグが立ったのかと思いましたよ(笑)
大まかな流れから知りたい人は一番最初にノーマルエンドをプレイするべきだと思いました
花が頑張ってあちらの世界を平和にする話です



こんな感じで感想を書いていった訳ですが、2日ほどかかりました(笑)
攻略するのにも時間がとてもかかったんですが、それだけの時間をかけるに価する作品だったと思います
そういえば、ゲームを起動する時間によって、みんなのコメントが違うんですね
とても凝っています
こんな素敵な作品に合わせてくれた友達には本当に感謝感謝です^^
甘いのから切なめ、シリアス、たくさんのお話が詰まっていますので、とても楽しめました!
PSPに移植したそうなので、そろそろFDも出てくるのではないかとじゅるり
楽しみにして待っております^^






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