落書き

□ FGO的TRPG 感想会
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※FGO的TRPGの感想会です。前編後編を見た後で読んでください。

※原作や参考動画にはない独自解釈をしている部分が含まれます。

※自分で調べたことを書いているので、解説部が間違っていることもあるかもしれません。

※視聴者からの質問返答をしている文章がありますが、それ以外にも質問がある場合はぜひ掲示板にお願いします。














え〜っと、本当にここに座るの?私。

まじん「はい、とわは私の隣です。そこがいいです」

えー……えっと、藤丸くんの隣が……

藤丸「じゃあそっち行くよ。二人とも、良いかな」

キャ「いいよ。どうぞどうぞ」

村正「よっこらせ」

あ、はい……ごめんね我がままで。ていうか放送始まってるじゃん。みんな飲み物持って。

まじん「はい」

では……感想会始めまーす。まずはシナリオクリアおめでとう。カンパ〜イ!

全員『カンパ〜イ!』

モル「私だけ死亡しましたが」

キャ「そうだね……というか、やっぱり気付いてたんだね、自分がスワンプマンになってたってこと」

モル「当然です。というかお前は顔に出過ぎだ。言っているも同然だったぞ」

キャ「うぐぅ……」

藤丸「それで、今回のこれって何エンドになるの?死亡者が出たからバッド?」

そういう意味ではそうなのかな?まあ、このシナリオに関しては、この結末でみんな納得するかの解釈次第なんだよね。

キャ「解釈次第って?」

要は、スワンプマンを肯定して人類がすべて入れ替わるか、否定して今ある200万の命を殺すか……この二択のどちらを選ぶかってこと。

視聴者の皆はどう思う?家族、友人、愛する人が、実はもうすでに死んでいるけど、その人のそっくりさんが今もあなたを想い、もしかしたらあなたの人生を変えてくれたかもしれない。

それでも、その人を……いや、スワンプマンを肯定する?それともしない?コメントで教えて。

村正「他の選択肢もあったんじゃねぇか?ブローカーやナイアに愛里を渡したら、とか」

それはまあ、真実を知らないエンドってことでバッドエンドだね。

藤丸「知らなければバッドなの?」

うん。だってそんなことしてもスワンプマンの増殖は止まらないから、知らない内に全人類がスワンプマンと入れ替わって終わるだけ。

藤丸「ナイアに渡しても増殖は止まらないの?」

ナイアの目的はスワンプマンをどうにかすることじゃないからねぇ。桐会は愛里を『最初のスワンプマン』と言って押し付けたわけだけど、それをナイアが曲解して『あれがスワンプマンの母体だ』と勘違いした。

キャ「ナイアって、そういえば自分の事を“観測者”だって言ってたよね?」

藤丸「ああ、別のシナリオをやった時に登場したキャラクターと見た目が完全に同じなんだ。あれって……」

そこで出てきた神話生物は、千種類もの違う姿に変化できるやつでね。ナイアは『自分とそっくりな見た目をしている奴がいろんな知識を各所で与えている』という噂を聞いた。

それをまた曲解しちゃって、結果自分がそれを行っていると思い込んだ……俗に言う『頭のイタい子』なんだよね。

まじん「頭が痛いんですか?」

煉獄「言葉通りの意味じゃないぞ、主よ」

モル「それは普通おかしいと気付きませんか?」

人間の十代前半ってわりとそういうことあるんだよ、女王陛下。

ちなみに名前も偽名です。神話生物の名前の頭文字をとって『ナイア』だから。

藤丸「じゃあ、桐会さんに知識を与えたのは……?」

あ、それはちゃんとナイアくんだよ。今回はその神話生物は一切関わってない。

キャ「純粋にナイアの暴走した結果ってことか」

村正「激しい思い込みをしてた少年を……儂が情け容赦なく一刀両断しちまったってことか……」

キャ「あ……」

ま、まあ……悪いことしてたのはしてたんだし……

モル「それ以前にすでに人間ではなかったのです。気に病む必要はないでしょう」

藤丸「たぶん、自分はスワンプマンに襲われないって自信満々に近づいたんだろうな」

キャ「そしてぱくっと……えげつないなあ……」

それとバッドエンドの理由二つ目。途中で愛里を手放すようなことをしたら、物語の根幹である桐会の手掛かり消失……どころか、そもそも目的自体がなくなっちゃうじゃん。ぶん殴るって目的持ってるモカさん以外。

モル「そうですね」

そうなるとシナリオブレイクだし、それに何より忘れてるみたいだけど、猟犬の件は全く片付いてないからね。モカさんは一生それに怯えながら生活しなくちゃいけなくなる。

モル「なるほど、猟犬の餌になるしかなかったわけですね」

まじん「猟犬……そういえば、結局それってどうなったんですか?」

えっとね、そもそもスワンプマンになった時点でマーキングは解除されてるよ。猟犬が襲うのは時間遡行しようとした人間だから。

まじん「どうして人間しか襲わないんです?」

そういうことじゃなくて……『スワンプマンになった』って言い方が悪いのかな……物語の中で、モカさんはスワンプマンに捕食されたよね。つまりモカさんという人間は死んじゃったわけ。元の人とは別の個体になるわけだから、襲わない。

まじん「なるほど」

モル「マーキング自体が消えているのなら、いくらなんでも気が付くのでは?」

『身体を確認する』っていう発言、もしくはロールプレイがなかったからなあ。あったら≪目星≫振らせたんだけど。

藤丸「……ああそっか、愛里さんは物語の進行に関わる重要人物だったから、わざとティンダロスの猟犬に襲われるようにしたのか」

おっ。

キャ「どういうこと?」

藤丸「愛里さんは一撃で猟犬を追い払えるくらいの力を持った人だ。そんな愛里さんがいないと、マーキングをつけられた人間はずっと猟犬の恐怖に怯えなくちゃいけなくなる。だから猟犬を追い払ってもらう代わりに、愛里さんの願いを叶える手助けをしなくちゃいけなくなった」

そうそう。わりと冒頭で愛里が『あの化け物を何とかするから、その代わりに手伝って』って言ってたでしょ。

藤丸「そうだったっけ。いろいろ考えることがありすぎて頭から抜けてたな」

キャ「私もー。というか真面目に重い話だったなあ」

まあ、数々の経験をこなしているマスターくんだったら、これくらいの重さは耐えてもらわないとね。慣れてほしいって意味じゃないよ。そこは勘違いしないように。

藤丸「うん……ありがとう、影映」

ちなみに補足説明。ティンティンは不浄の生命体であり、私たちの今いる『角のある次元』とは違う、時間の流れのようなところに住んでいます。だから本来であれば物理攻撃は効きません。

村正「そうなのか?」

キャ「ティン……?」

それともう一つ。ティンの体表面の粘液は触れただけであらゆるものを腐らせてしまうのですが、人間ではない愛里は触ってもセーフ。

まじん「では同じスワンプマンである私も?」

実は大丈夫でした。ブローカーと戦ってた時乱入してきたティンに攻撃をしかけようとしていたけど、他の人が攻撃したら大変なことになってましたね。

煉獄「なんだ、取り越し苦労だったわけだ」

さっき言った愛里の設定は作者様のシナリオ制作の都合上の追加設定らしい。まあ、愛里はスワンプマンであって人ではないっていう点で攻撃有効になっている、みたいな解釈でも問題ないと思う。

もしこの先クトゥルフのシナリオを書く予定があるよーって人は勘違いしないでね。詳しくはルルブを参照してください。載ってるから。

藤丸「はーい」

モル「シナリオを書く……それはそれで面白そうですね」

その他の神話生物についてもルルブに書いてるから、是非読んでみてね。

さてはて……おお、続々コメントが集まってるね。まあいろんな意見があって面白いな。『愛する人に殺されるなら本望 By.ガッツがなければ死んでいた人』さん。

藤丸「あー……」

質問も届いてるね。あ、これは今ちょうどいいかも。



――『猟犬の出現判定は?』


キャ「確かに最後までわからなかったね。途中からモカがスワンプマンになったから判定自体がなくなったらしいけど」

藤丸「うん、探索1ラウンド終了ごととか、何かしら行動が終わったタイミングでシークレットダイスを何度も振ってたよね」

はい。実は出現判定に使われたのは、モカさんの≪幸運≫ロールでした。

村正「幸運?なんでそれで出現するかどうか決められるんだ?」

それ自体は作者様に打診しないとわからない部分は大きいけど……おそらく、そもそもティンティンはどこにいても出現自体は可能なんだよ。現実世界で角のない場所なんてないわけだからね。

煉獄「そりゃそうだ」

角があれば、それを通じて現実世界にいくらでも出て来られるんだから、ひっきりなしに戦闘になってしまうわけで。

物語の進行の妨げというか、なかなか先に進まないってなるとみんな飽きるでしょ?

キャ「そんな理由で……まあ、わからなくはないけど」

藤丸「モカさんの≪幸運≫は……60?だとしたら、あんなに何回も振ってたのに1回しか失敗しなかったってことだよね。凄い!」

まじん「確かにすごいと思います。それとティンティンって呼び方も可愛いと思い――」

ごめん二度と言わないから君もやめてくださいお願いします(ソファで土下座)

まじん「えっ。何でですか?」

煉獄「不用意すぎるぞお前、言いたかっただけだろ、それ」

まじん「む?……また二人だけの内緒話ですか。むぅ」

ごめんよ。また今度おでん食べに行こうね。

まじん「はい!行きたいです!」

煉獄「やれやれ……」

過半数『?』
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