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□Merry Christmas
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歳三×貴女
『メリークリスマス!』
「あ?」
相変わらずだねー。
土方さん。
今日は聖なる夜だっていうのに!!
『今日はクリスマスっていう日なんですよ♪』
「お前の世界ではそんな日があるのか?」
『うん!クリスマスにはねー!サンタさんが贈り物をしてくれるの!』
「贈り物…?」
『一番欲しいモノをくれるんだよ!!』
土方さんならー…文才??と冗談をいってみると
思いっきり怖い顔で睨まれました。
「てめぇ…ふざけたこというなぁ…?」
『あはは!何のことでしょう…』
目をそらしてみるけど…殺気がくる。
鬼だー。
まさに鬼。
節分の日だったら追い払えるのに…。
そんなことを一人で考え、くすくす笑っていた。
「そのサンタって奴は…いつ来るんだ?」
『サンタさんはねー…真夜中だよ♪
丑三つ時かな…』
私はそう言い微笑んだ。
私はその日の夜、土方さんに呼び出された。
『なんですか?土方さん。』
「もうすぐ丑三つ時だ。」
『そうですね!で、なんですか…?』
「欲しいモノが手に入るんだろ?俺が欲しいのは…
お前だけだ。」
Merry Christmas
(その瞬間)
(私の視界は)
(土方さんで)
(いっぱいになった)
*―END―*