現実逃避はときに役立つ

□プロローグ
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『グルゥ』



「な?綺麗だろ?」



「そーだな」



「……ほんと興味なさげだな」



『グルゥッ』


ガブッ


「えっ?」

「おおっ」



い、いってぇぇぇぇぇ!



ウインディはアフロの腕をいきなり噛みついた



「こいつえらいな」


「いってねーで助けろぉぉぉぉ!!」



『グゥ』



「あ、離した」



「はぁ、はぁ、びっくりしたぜ…」



『グルゥVv』



「なんでお前にはそんな懐いてんだぁ!」

赤いアフロとは対照的に
もう1人の青年、デンジ
とよばれる青年に
ウインディはすり寄っていた



「くっそぉぉ!」



「ドントマインド(笑)」




こうしてギャグ&スイート?な
物語が始まったので
あった





開幕ベルは

ゴミ箱に
(物語なんて)
(世界が生まれた時から
始まっている)





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