書
□空想
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クスクス笑う彼女は
いつものようにとってもキレイ
でもちっともときめかないのは
「やっぱ、愛?」
「馬鹿?」
「愛ってキタナイもん?」
疑問符だらけで
会話はかみ合わない
「綺麗な種類もあるんじゃない?」
「キタナイのもあるってコトだね。」
風が吹いて
遠くで鐘の音
否、違う
近くだ
「・・・教えてあげて」
さっき聞き流したコトバをもういっかい
なんだか切実
「どうして?」
聞くと
いつの間にか引っ込んでた笑顔が戻った
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