□夢 琉依ver
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「ふあ〜、よっく寝た」


あくびをして背を伸ばしたひじりを
琉依は軽く睨んだ


「寝に行ったんですか?」


「そこまで無神経じゃないよ、俺」


にやりと笑って返されてとどうだか、と肩をすくめて見せる


ひじりが月の出た夜空を見上げた


つられて空を見る

そういえばもう真っ暗だ


「琉依が美人姉妹を襲わないか心配でね」


「十分無神経です!!」

ニヤニヤしている先輩に怒鳴り声を浴びせる


顔が熱い

多分赤くなってる

証拠に無神経な先輩は面白そうに琉依を見ている
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