☆財宝と献上物その２☆
□明星
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これはハートの海賊団がグランドラインに出て間もない、とある島の賑やかな港町での出来事一
ハートの海賊団はログが溜まるまでの間に毎度の如く買出しに出かけていた。繁栄した町はなんでも揃うので助かる。
この町では珍しい野菜や果物が沢山手に入った。
リストアップしたものをすべて買い終えたところで、航海士のペンギンが嬉しそうに声をあげた。
「あ、ちょっと隣の店覗いてから帰りたいんですけど？よさげな六分儀が見えたので♪」
ローは少し考えて
「あまり遅くなるなよ」
と返した。今まで使っていた六分儀が壊れてしまって、この先海図がかけない状況だったのだ。
ペンギンはありがとうございます！と答えて、相棒のシャチに持っていた荷物を預ける。中々の重量物だったが、彼はにこやかにペンギンからそれらの荷物を受け取った。まさかこの後事件が起こるとはつゆ知らず・・・