☆財宝と献上物☆

□白ひげ小箱その1
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「今日は、月に一度の髪の毛の手入れの日だぞ!息子達。衛生は大事だぁ〜シッカリ手入れしとけよ!グララララ」
白ひげからの通達が響く。人数が多いので、この髪の毛お手入れ日は一日中続く大イベントになる。一番の見物はロン毛隊長軍団だ。
ビスタ、ラクヨウ、ブレンハイム、アトモス、イゾウの五人はなかなかの長さを誇る。キングデュ―とハルタはミディアムだから、トリートメント組に辛うじて入る。
そう、トリートメント組のお手入れは一種のショーだ。甲板にみんなで並んで座る。流石に素っ裸は恥ずかしいので、タオルを巻くなりパンツ1丁になるなりする。彼らの所要時間、トータル30分。ブレンハイムはBIGサイズなのでシャンプー、リンス―、トリートメントを各一本使い切る。
みんなでこちらに背を向け髪にじっくりトリートメントを馴染ませる様は圧巻、そして笑いがでる。普段はいかつい隊長達が、乙女に見えて来るからだ。まぁ様になるのはイゾウやハルタ、ビスタくらいだろう。
貴重な真水をこの時は、贅沢にたっぷり使用する。バケツリレーする隊員達は大変だ。髪をすすぐ水の量も半端ない。床掃除組もこれまた大変だ。かいてもかいても水・・・

夜にはなんとか全員終了。その日の晩はとてつもなくいい香りが立ち込めるとか・・・ 悪い気を起こす人達がいるとかいないとか・・・



あとがき

隊長達が、〇ィダルサスーンみたいに髪手入れしてたら笑える!!てことで形にしてみました。
本当の海賊はトリートメント使わないでしょうけど(^^;)
想像して楽しんで頂けたら幸いです。

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