紅と蒼の伝説

□#2:木ノ葉丸!!
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ナルトの封印の書盗難騒動が終わり一日経過……。












「う〜額あてどうやって着けようかな。
髪の毛……あ、昔みたいにポニーテールにしちゃえばいいか」


ヘアゴム…年齢が戻ってからいらなくなって…小物入れにしまってあったはず……。

「あったあった」


私はつむじの位置で髪の毛を纏めてゴムで縛った。



小物入れを仕舞おうとして、私はある物に気づいた。


小さなピアスだ。
左右で色が違っていて、赤色と青色の雫形の石が付いている。

金具は銀色で、錆びた事がないので案外プラチナや銀で出来てたりするのかも?



何はともあれ、大事な育ての親の形見である事には何ら変わりない。

迷わず私は元々開いていたピアスホールにピアスを着けた。



木の葉マークが見えるように、前髪を少しだけ脇にどけ、しっかりと額あてを頭の後ろで結んだ。



灰色のアンダーの上から袖なしの黒い上着を羽織ってジッパーを上げた。




「カカシ先生!私、登録書出してきます!!」




「いってらっしゃい」という声がカカシ先生の部屋のほうから聞こえた。
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