◇text◇

□Happy Halloween!
1ページ/1ページ

ピーンポーン
獄寺の家にチャイムが鳴り響く。自室の別途に寝転んでいた獄寺は面倒くさそうに玄関に行き、ドアを開けた。
「TRICK OR TREAT!!!」
という叫び声とともにクラッカーが盛大に鳴らされる。
「うわ!何だ!?」
思わず言う獄寺。紙テープにさえぎられていた。視界が晴れると、そこにはなぜか魔法使いの格好をした山本が立っていた。
「…は?」
「トリック・オア・トリートなのな、獄寺!」
再度言う山本。ニコニコと顔中で笑っている。紙テープに巻かれ呆然とする獄寺。しかしすぐに表情を変えると山本に詰め寄る。
「てめえ、何しにきたんだよ、あぁ?」
「いや、今日ハロウィーンだろ?だからお菓子とかもらおうと思ってたまたま獄寺ん家来たのな!」
山本はまったく動じず返す。
「ほかの家には行ったか?」
思わず聞く獄寺。
「いや、まだだけど?」
山本が不思議そうに言う。内心大喜びの獄寺だが表情には出さない。
「ま、とりあえず何か甘いものがほしいのな!」
山本が言う。獄寺は
「中へ入れ。」
といった。山本はそれに従った。

「なぁ、獄寺〜。まだか〜?」
獄寺のベッドに座る山本は間延びした声で聞く。獄寺は
「少し待て。」
と言った。結構待つな〜と山本はあくびをした。しかしその瞬間、山本はベッドに押し倒された。
「ちょ、ご、獄寺!?」
思わず叫ぶ山本。しかし獄寺が山本に口付けをしたため、声が出せなくなる。
「な、何すんだよ!」
あわてて獄寺を突き放すと獄寺はにやりと笑っていった。
「お前には菓子の代わりに甘い時間やるよ。それでいいだろ?」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
すいません!初書きなんで下手すぎて泣けます。見逃してください。キャラ崩壊したような気もしますし。これから、精進してきますんで。
2010/10/30

飛鳥

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ