そよ風の通り道
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『ただいま、グレイ』
ほんわかした空気が流れる。
「ったく、心配かけんなバカヤロウ」
“ゴツン”
『ったぁぁぁぁあ!!!!』
グレイのゲンコツが頭の上に勢いよく落ちてきた。
『ちょ、加減してよ!!あたしを殺す気か!!?』
頭を押させてしゃがみ、下からグレイをにらみつける。
「もう、グレイってば素直じゃないんだから」
ミラがニコニコしながら微笑む。
ミラの言葉にに気付かないあたしとグレイは…
THE☆喧嘩なぅ(・∀・)イェイ
「オレも混ぜろー!!」
ナツも加わり、あたりはハチャメチャにww
「な、なんなの…」
金髪の女の子がつぶやいた刹那。
『ぎゃぁぁぁあ!!!』
「へっ!??」
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