小説

□運命の廻り合わせ
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第一話『いつもの風景』

「あれ??どこに置いたかな・・・」
どたばたと忙しい朝の7:00
朝ごはんを食べながら学校の準備をする。
(行儀が悪いっていつも怒られるけどしかたないよねっ!)
そうして同じ朝を迎え、学校へ行く。
「ん〜っいい天気♪」
湘南高校までの道のりは約15分
歩いていける距離にあるのだ。
いつもどおり昇降口に到着。
すると幼馴染の龍が話しかけてきた。
「よぉ、今日は早いのな。」と言いながら素通りしようとする
「いつも早いしっ!」と言ってポカポカと叩くまねをする私
(まぁ、クール系だけど根は優しいのよね)
そう思いながら龍の隣を歩く。
「いつも遅刻してくるくせに」と苦笑しながら撫でてくれる龍
これがいつもの日課。
龍はいつも必ず頭を撫でてくれる。
(それが心地いいなんて・・・思ってないんだからねっ!)
心の中でツンデレっぽく言いながら教室へ向かった。


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