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□ようこそ、ゲルテナの世界へ
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動き出す石像、不気味な美術品。

招かれるお客様への彼らなりのおもてなし。


お客様には薔薇が贈られ、美術品たちはその薔薇を奪うために謎をちりばめ、罠を張る。


そのおもてなしはゲルテナの作品ならだれでも参加できるし、どんなおもてなしをしても良い。



「お客様はもう来てるみたいね。今度は何色を持ってるのかな?面白い子かな?可愛い子かな?それとも…賢い子かも。」

楽しげな様子のメアリーの傍には、彼女に付き従うようにイヴとギャリーが佇んでいた。

メアリーが二人へと向かい、まるで楽しそうな思い付きをしたといわんばかりに自分が考えたおもてなしの方法を話し出す。


「そうだ!今度こそ外へ行きたいな!!前にギャリーが言ってた「マカロン」ってお菓子食べてみたいもの。それに、ケーキに、クッキーに、いろんな色のキャンディも!ねぇ、イヴも帰りたいよね?」

「うん?しょ〜がないなぁ。じゃあギャリーも一緒に行こっか。」




――あの子が来たらみんなバラバラに動いてね?

――初めて会ったみたいにして、

――あの子と一緒に遊びましょ!














 
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