落乱(小説)
□恋の始まり
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「ユリ子、、、私はどうすればいいのかな」
『・・・・・・』
勿論ユリ子が答える訳もなく虚しい沈黙が返ってくるだけだった
三木ヱ門はユリ子に抱きつきながら大きなため息を吐いた
こうなったのは、何も昨日の実地訓練でライバルである滝夜叉丸に負けたからばかりではない。その前から、三木ヱ門はこんな状態だったのだ。
「はぁ〜…」
そして、本日何度目になるか分からないため息をついた。
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