‘狂愛’
それは狼にとって
全く無縁の言葉でした。
しかし、
ある時見てしまったのです。
真っ赤な頭巾を被った少女を。
その少女に恋をしてしまった狼は、
やがてこう言いました。
「あぁ、食べてしまいたい位美しい」と……。
糖分低め
ほどよい糖分
糖分高め
王子様の逃避行と、
ファンタジー/甘々
ラブコール
現代/後半甘め
狼に食べられてしまう寸前に、
赤い頭巾を被った少女はこう思いました。
「あぁ、この人になら食べられてもいい。」と……。
しかし、
狂った狼とその少女は
後に‘狩人’という者と出逢う事を知りませんでした。
狩人に殺された狼と狩人に救われた少女は、
一体どんな眼差しで
狩人の事を見るのでしょうか?